「夜間断乳をしたら、夜泣きは本当に減る?」
「何歳・何か月くらいで始めるもの?」
「夜中に大泣きしたら、結局授乳してしまいそう……」
毎晩何度も起こされていると、夜間断乳という言葉が頭に浮かびますよね。
わが家もまさにそうでした。
子どもが1歳0か月になっても、夜は2〜3時間おきに起きる生活。
夜中に目を覚ますたびに授乳し、飲みながら再び眠る。
それを一晩に3〜4回。多い日は5回以上。
「夜だけでも少しまとまって寝たい」その気持ちでいっぱいでした。
そして1歳0か月のとき、
昼間の授乳は続けたまま、夜だけやめてみようと夜間断乳を始めました。
夜間断乳を始めて数日すると、昼間もほとんどおっぱいを欲しがらなくなり、そのまま授乳を再開することなく、1歳0か月で卒乳しました。
最初から卒乳するつもりだったわけではありません。
本当に、「夜間断乳のつもりが、そのまま卒乳になった」という形でした。
この記事では、
- 夜間断乳を決めた理由
- 初日の夜泣きの様子
- 何日くらい大変だったか
- 夜泣きはどう変わったか
- 昼間の授乳まで自然になくなった経過
- 夜間断乳をして感じたメリット・大変だったこと
- 今振り返って思うこと
を、できるだけ当時の気持ちも含めて詳しくまとめます。
※この記事はわが家の体験談です。夜間授乳の必要性は月齢、発育、食事量、健康状態などによって異なります。特に低月齢、体重増加が気になる場合、持病がある場合などは、自己判断で夜間授乳を減らさず、小児科医や助産師などに相談してください。
contents
わが家が夜間断乳をしたのは1歳0か月
わが家が夜間断乳を始めたのは、子どもが1歳0か月のとき。
このころには離乳食は1日3回。
食事も比較的しっかり食べ、おやつも食べていました。
日中は元気に遊んでいて、授乳だけで栄養をとっている時期ではありませんでした。
一方で、夜だけは別。
1歳になっても、2〜3時間おきに起きる状態が続いていました。
(よく、パパと「新生児…?」と苦笑いする日々でした。いや、新生児の頃のほうがよく寝ていた気がします)
夜中に起きる。
授乳する。
寝る。
また2〜3時間後に起きる。
授乳する。
この繰り返しです。
当時の私は、「授乳すればすぐ寝るんだから、これが一番ラク」と思っていました。
実際、添い乳でおっぱいを飲めば比較的すぐ眠ってくれます。
抱っこで何十分も歩き回るより、添い乳した方が早い。
だから夜中に起きるたびに授乳していました。
でも、それが毎晩続くと話は別でした。
2〜3時間おきの夜泣きで、寝不足が限界だった

夜間断乳を決めた一番の理由は、私の睡眠不足。
一晩に3〜4回。
多い日は5回以上。
夜中に何度も起こされる生活が続いていました。
まとまって寝た感覚がほとんどなく、
朝起きた瞬間から疲れている。
昼間も眠い。
特に上の子がいるので一緒にお昼寝もほとんどできず。
子どもと遊んでいても、「横になりたいな……」と思うことが増えていました。
子どもが悪いわけではありません。
授乳そのものが嫌だったわけでもありません。
むしろ授乳中の姿を見ると、
「かわいいな」
と思う気持ちはありました。
それでも、
毎日細切れ睡眠が続くことは、想像以上にしんどかったです。
「夜だけでも授乳をやめたら、少し変わるかな」
そう思うようになりました。
夜間断乳をするか、かなり迷った
とはいえ、
「よし、今日からやめよう!」とすぐ決められたわけではありません。
むしろかなり迷いました。
一番大きかったのは、泣いたときに授乳しないことへの罪悪感。
夜中に泣いている子どもを見ながら、
「おっぱいをあげればすぐ寝るのに」と思う。
それなのに、あえて授乳しない。
これが私にはかなりつらく感じました。
さらに、
「まだ1歳になったばかりなのに早くない?」
「本当はお腹が空いているんじゃない?」
「無理にやめさせる必要はないのでは?」
という迷いもありました。
実際、授乳をいつまで続けるかに絶対的な正解はありません。
WHOは、適切な補完食をとりながら2歳以降まで母乳育児を続けることを推奨しています。つまり、1歳になったから授乳をやめる必要があるわけではありません。
わが家も、
「1歳だから卒乳させよう」と思ったわけではありませんでした。
目的はあくまで、
夜中の授乳だけをやめてみること。
昼間は欲しがればあげるつもりでした。
夜間断乳初日|「意外といける?」と思った直後に大泣き
いよいよ夜間断乳初日。
一番心配していたのは寝かしつけでした。
「おっぱいがないと絶対寝ないのでは?」と思っていました。
ところが最初の寝かしつけは、思っていたよりスムーズで、少しぐずったものの、なんとか眠ってくれました。
そのときは、
「意外と大丈夫かも?」
と少し安心しました。
……甘かったです。
問題は夜中でした。
いつものように目を覚まし、
当然のように授乳を求める子ども。
でも今日は授乳しません。
すると、今までにないくらいのギャン泣き。
抱っこしても泣く。
トントンしても泣く。
寝かせても泣く。
また抱っこ。
それでも泣く。
「おっぱいが欲しい!」
と言葉にはできなくても、明らかにそんな雰囲気でした。
「もう飲ませようかな」と何度も思った
正直、心が折れそうでした。
泣いている子どもを抱きながら、
「こんなに泣かせてまでやる必要ある?」と思いました。
「今日は飲ませて、また明日からにしようかな」とも思いました。
それでも、その日は授乳せず、
抱っこ。
トントン。
隣で寝る。
声をかける。
などでなんとか乗り切りました。
ここは今振り返っても、
「絶対に途中で授乳してはいけない」とは思いません。
夜間断乳は我慢比べではありません。
子どもの体調が悪かったり、親子ともに負担が大きすぎたりするなら、一度やめて仕切り直す選択もあると思います。
わが家の場合は、
「もう少し続けてみよう」
と思えたので続けました。
2日目、3日目|まだ起きる。でも少しずつ変化があった
夜間断乳をしたからといって、
翌日から朝までぐっすり
とはなりませんでした。
ここは、始める前の私が少し期待しすぎていたところです。
夜中には起きます。
泣きます。
「やっぱり夜泣き自体はなくならないのかな」と思いました。
ただ、少しずつ変化はありました。
初日のような激しい泣き方がずっと続くわけではなく、
抱っこすると落ち着いたり、
トントンで再び横になれたり、
授乳以外の方法で眠れる場面が少しずつ増えていきました。
わが家では、
「おっぱいを飲まないと絶対眠れない」状態から、別の方法でも眠れることが増えたという感覚でした。
ただし、これはあくまでわが家の場合です。
夜間断乳と夜泣きの変化には個人差があります。
夜泣きには睡眠の発達、生活リズム、環境、体調など複数の要因が関係するため、夜間授乳をやめれば必ず夜泣きがなくなるとは限りません。
一番驚いたのは、昼間もおっぱいを欲しがらなくなったこと
夜間断乳を始めてすぐ、
昼間の授乳は継続するつもりでしたが、お昼寝の寝かしつけのときもおっぱいをほしがらない。
もともとは夜だけやめるつもりでした。
昼間は、
眠いとき。
甘えたいとき。
なんとなく思い出したとき。
欲しがれば普通に授乳するつもりでした。
ところが、昼間は全然おっぱいを欲しがらない。
お昼寝の寝かしつけも添い乳なしですんなり。
うちの子は指しゃぶりが癖なのですが、
指をチュパチュパしてそのままねんね。
夜間断乳のつもりが、そのまま1歳0か月で卒乳

結局、夜間断乳を始めてから一度も授乳をすることはありませんでした。
夜だけやめるつもりだったのに、
昼間も自然と飲まなくなり、そのまま卒乳。
結果的に、
1歳0か月で授乳が終わりました。
「今日が最後だよ」
と話したり。
最後の授乳を覚えていたり。
もっと泣いたり。
何日もおっぱいを求めたり。
そんな展開を想像していました。
でも実際は、
「あれ?昼間も欲しがらない」
「じゃあ思い切っておっぱい終了にしよう」
というあっけない感じでした。
少しだけ寂しかったです。
(でも、お酒が飲める!というのは嬉しかったです)
卒乳したと気づいたとき、少し寂しくなった
いざ授乳が終わると、
「本当にもう飲まないんだ」と寂しくなりました。
授乳中の小さな顔。
飲みながら眠る姿。
私の服をぎゅっとつかんでいた手。
いろいろ思い出しました。
夜間断乳を始める前には、
そのまま卒乳になる可能性もあるということを、私はあまり考えていませんでした。
夜間断乳後、夜泣きはどうなった?
わが家の場合、
断乳後、夜中に起きる回数は少しずつ減っていきました。
ただ、
「夜間断乳した翌日から一度も起きなくなった」わけではありません。
夜中に起きる日は何回もありました。
泣く日もありました。
でも、「起きる=授乳」という流れはなくなりました。
少し泣いてまた眠る。
抱っこで落ち着く。
隣にいることを確認すると眠る。
そんなパターンが増えました。
私にとって大きかったのは、
授乳しないと寝かせられない、という状態から抜けられたことでした。
その結果、少しずつまとまって眠れる時間が増えていきました。
ただし、夜間断乳は「夜泣き治療」ではありません。
子どもの夜間覚醒にはさまざまな要因があります。夜間断乳をすれば必ず朝まで眠るようになる、と期待しすぎない方がいいと思います。
夜間断乳をして一番よかったことは「私が眠れたこと」
夜間断乳をして一番変わったのは、
子ども以上に、私だったかもしれません。
まとまって眠れるようになり、
朝の疲れ方が全然違いました。
昼間も、
「眠い」
「横になりたい」
という感覚が減りました。
子どもと遊ぶ余裕も少し戻りました。
私の場合、
私が少し休めるようになったことで、昼間の子育てがラクになった
という実感がありました。
親の睡眠も、家庭全体にとって大切なんだと改めて実感。
逆に、夜間断乳でつらかったこと
もちろん、いいことだけではありません。
最初の大泣きを見るのがつらかった
これは一番でした。
「飲ませれば落ち着くのに」
と分かっているからこそつらい。
特に初日の夜は、
自分の判断が正しいのか何度も迷いました。
寝かしつけの方法を一から探す必要があった
それまでは、
夜中に起きる
↓
授乳(添い乳)
↓
寝る
で済んでいました。
授乳をやめると、
「じゃあどう寝かせる?」
という問題が出ます。
抱っこ。
トントン。
添い寝。
声かけ。
いろいろ試しました。
授乳は本当に便利だったんだな、と実感しました。
私自身の気持ちが追いつかなかった
卒乳する予定ではなかったので、
授乳が完全に終わったことに気持ちが追いつくまで少し時間がかかりました。
「もう授乳することはないんだ」と思うと寂しかったです。
1歳なら夜間断乳してもいい?時期について思うこと
ここはわが家の体験談とは分けて考える必要があります。
「1歳になれば誰でも夜間断乳してOK」という基準はありません。
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」は、授乳や離乳について、母子の状況や発育・発達に応じて支援する考え方を示しています。
またWHOは、6か月ごろから適切な補完食を始めながら、2歳以降まで母乳育児を続けることを推奨しています。
つまり、
1歳だから卒乳すべき
ということではありません。
わが家では、
- 1歳0か月だった
- 離乳食を3食食べていた
- 日中おやつまでしっかり食べられていた
- 私の睡眠不足がかなり強かった
という状況で夜間断乳を選びました。
一方で、
体重増加が気になる。
食事量が少ない。
まだ月齢が低い。
治療中の病気がある。
などの場合には、授乳が必要なケースもあります。
迷ったときは、健診や小児科、助産師さんなどに相談したうえで決めるのがおすすめです。
夜間断乳前にやっておけばよかったと思うこと
体験してみて、
「これを先に考えておけばよかった」
と思うこともあります。
昼間の食事と水分を確認しておく
夜間授乳を減らすなら、
昼間にどれくらい食事や水分をとれているかは確認しておいた方が安心です。
寝かしつけの代替手段を作っておく
授乳以外に、
抱っこ。
トントン。
絵本。
子守歌。
添い寝。
など、
「これなら少し落ち着く」
というものが一つでもあるとラクでした。
うちの子の場合は困ったことに「指しゃぶり」でした。。。
家族に協力してもらう
夜中におっぱいを求めて泣いていると、
母親が抱っこすることで余計に欲しくなることもあります。
家庭によっては、パパが対応した方がうまくいくケースもあると思います。
何より、
一人で全部やろうとしない方がいいです。
「そのまま卒乳するかも」と考えておく
これは本当に思います。
夜だけやめるつもりでも、
わが家のようにそのまま卒乳することがあります。
「まだ昼間は続けたい」
という気持ちが強い場合は、その可能性も含めて始める時期を考えるといいと思います。
夜間断乳をおすすめしたい人・急がなくてもいい人
私の体験から考えると、
夜間断乳を検討してもよさそうなのは、
- 夜間授乳による寝不足がかなりつらい
- 昼間の食事がある程度安定している
- 毎回授乳で再入眠している
- 授乳以外の寝かしつけも試したい
- 親自身が「そろそろ変えたい」と感じている
ような場合です。
反対に、
- まだ授乳を続けたい
- 今の夜間授乳がそれほど負担ではない
- 子どもの発育や食事量が気になる
- 体調不良や環境の変化が重なっている
なら、無理に始める必要はないと思います。
夜間断乳は育児の必修項目ではありません。
しなくてもいいし、
もう少し先でもいい。
家庭ごとに選んでいいものです。
今振り返って|夜間断乳をしてよかった。でも「絶対おすすめ」とは思わない
今振り返ると、私は夜間断乳をしてよかったと思っています。
当時は毎晩2〜3時間おきに起こされ、慢性的な寝不足でした。
その生活から抜けられたことは、本当に大きかったです。
そして、まさかそのまま卒乳するとは思っていませんでした。
1歳0か月。
気づけば授乳が終わっていました。
でも、
「夜泣きしているなら夜間断乳した方がいいよ!」
と全員におすすめしたいわけではありません。
授乳がそれほど負担ではない人。
まだ続けたい人。
子どもがまだ夜間授乳を必要としている人。
家庭によって状況は違います。
私が伝えたいのは、
夜間断乳を選ぶ理由に「親がつらいから」が入っていてもいい
ということです。
「子どものためになるか」ばかり考えていました。
でも、毎日ほとんど眠れず、昼間も疲れ切っている状態でした。
夜間断乳後にまとまって眠れる時間が増えたことで、
私は昼間に少し余裕を持って子どもと過ごせるようになりました。
わが家にとっては、それが大きかったです。
まとめ|2〜3時間おきの夜泣きから夜間断乳、そのまま1歳0か月で卒乳しました
わが家では、
1歳0か月になっても2〜3時間おきの夜泣きが続いていました。
夜中に起きるたびに授乳。
一晩3〜4回。
多い日は5回以上。
寝不足が限界になり、
「せめて夜だけ」という気持ちで夜間断乳を始めました。
初日は想像以上に大泣き。
何度も授乳しようか迷いました。
それでも続けるうちに、少しずつ授乳以外の方法でも眠れるようになりました。
そして予想外だったのが、
昼間もおっぱいを欲しがらなくなったこと。
結局、一度も授乳を再開せず、
そのまま1歳0か月で卒乳しました。
夜間断乳が必ず夜泣きを解決するわけでも、卒乳につながるわけでもありません。
そして、1歳になったから授乳をやめなければならないわけでもありません。
でも、
「夜だけでも少し変えたい」
と思ったことが、わが家にとっては親子の生活が変わるきっかけになりました。
今まさに夜中に何度も起きて、
「もう眠れなくてつらい」
と思っている方へ。
すぐ夜間断乳をしなければいけないわけではありません。
続ける選択も、
やめる選択も、
もう少し待つ選択もあります。
子どもの成長と、
親の気持ちと、
家族の生活。
全部を含めて、その家庭に合うタイミングを選んでいいと思います。
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