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3歳におすすめの市販ワーク10選|ひらがな・数字・ちえを教材編集者が比較

2026-08-21

「3歳になったし、そろそろワークを始めたほうがいい?」

「ひらがな?数字?まず何からやればいいの?」

「本屋さんに行くとたくさんありすぎて、どれを選べばいいかわからない……」

3歳ごろになると、家庭学習を意識し始めるママ・パパも多いのではないでしょうか。

でも、いざワークを探してみると、

学研、くもん、Z会、うんこドリル、こぐま会……。

本当にたくさんあります。

私は仕事で、幼児向けを含む教材の編集に携わっています。

教材を作るときに大切にするのは、単に「何歳向けか」だけではありません。

今できることから、次に身につけたい力へ無理なくつながっているか。

ここがとても大切です。

3歳の家庭学習も同じ。

難しいワークをどんどん先取りする必要はありません。

むしろ、

「できた!」
「わかった!」
「もう1ページやりたい!」

という経験を積める教材のほうが、3歳には使いやすいと私は考えています。

この記事では、3歳におすすめの市販ワークを、

  • 初めてのワーク
  • 運筆・ひらがな
  • ちえ・思考力
  • 楽しく取り組めるもの

まで幅広く紹介します。

さらに、一般的な1冊完結型ワークとは少し性格が違いますが、家庭でしっかり知育に取り組みたい場合の選択肢として七田式プリントも別枠で紹介します。

「3歳のわが子には何が合う?」という視点で選んでみてくださいね。

contents

3歳におすすめの市販ワークを比較【まず結論】

最初に、この記事で紹介する主なシリーズをまとめます。

ワーク 特徴 難易度目安 こんな子に
学研 3歳 もじ かず ちえ 3分野を1冊で やさしい〜標準 初めての総合ワーク
学研 3歳 めいろ 運筆+迷路 やさしい 鉛筆練習を楽しくしたい
学研 3歳 ひらがな 文字に親しむ 標準 ひらがなに興味がある
くもん はじめてのひらがな1集 段階的な文字練習 やさしい〜標準 コツコツ進めたい
くもん はじめて/やさしいめいろ 迷路・運筆 やさしい 書く前の練習をしたい
Z会 はじめてのひらがな3・4さい 遊び+文字 標準 文字に興味が出てきた
Z会 はじめてのかず3・4さい 数概念 標準 数えることが好き
Z会 はじめてのろんり・かたち3・4さい 思考・図形 標準〜ややしっかり 考える問題が好き
うんこドリル ひらがな3・4さい 楽しさ+文字 標準 楽しい教材が好き
100てんキッズ 幼児のかず 数的思考 ややしっかり 知育を深めたい

※難易度は公式が定めた共通基準ではなく、教材内容を比較した本記事独自の目安です。

ざっくり選ぶなら、

初めての1冊 → 学研

運筆からコツコツ → くもん

遊びながら考える → Z会

楽しさ重視 → うんこドリル

思考力・知育重視 → こぐま会

という選び方がわかりやすいと思います。

そして、

毎日の家庭学習そのものを体系化したい

なら、後半で紹介する七田式プリントも候補です。

 

3歳のワークは何から始める?ひらがなを書く前にもできることがある

3歳のワークというと、

「そろそろひらがなを書かせたほうがいい?」と考えがちです。

でも、私はいきなり文字を書くところから始めなくてもいいと思っています。

幼児向け教材には、文字や数字以外にも、

  • 線を引く
  • 迷路を進む
  • 同じものを探す
  • 大小を比べる
  • 数を数える
  • 仲間分けをする
  • シールを貼る
  • 切る・貼る

など、さまざまな課題があります。

3歳なら、「勉強する」よりも、いろいろな課題を楽しみながら経験するくらいのイメージでも十分です。

①まずは「鉛筆を動かす」

まだ鉛筆を自由に動かすのが難しいなら、ひらがなを書く前に、

縦線
横線
曲線
ぐるぐる
迷路

などから始めます。

文字を書くには、見本を見ながら手をコントロールする必要があります。

だからこそ、

運筆→なぞる→文字を書く

と少しずつ進めるほうが取り組みやすい子もいます。

くもん出版の公式ショップでも、3歳向けとして「はじめてのめいろ」「やさしいめいろ」シリーズが販売されています。(KUMON SHOP)

②ひらがなは「書く」だけが学習ではない

3歳なら、

「あ、これ○○ちゃんの『○』だ!」

と文字に気づくことも立派なスタートです。

読む。
探す。
指でなぞる。
同じ文字を見つける。
鉛筆でなぞる。

こうした経験を経て、自分で書くことにつながっていきます。

Z会の「はじめてのひらがな 3・4さい」も、対象の目安を「ひらがなをいくつか読みはじめた」「鉛筆で書き始めるようになった」子としており、シールやクレヨンも使いながら文字の形を捉え、読み・なぞりへ進む構成です。(Z会)

3歳だから50音を書けなければいけない、ということではありません。

③数字は「書く」より数の意味にも注目

数字についても同じです。

「3」と書けることと、

3という数量がわかること

は別です。

たとえば、

「いちごを3個ちょうだい」

「こっちとこっち、どちらが多い?」

「同じ数ずつ分けてみよう」

といった経験があります。

Z会の「はじめてのかず 3・4さい」では、具体物を数えて○に置き換えるなど、物の種類や形に左右されず数の大きさを理解する活動が取り入れられています。公式の学習目安は、10までを声に出して数えられるようになってきた子、物を指差しながら数えられるようになってきた子です。(Z会)

3歳では、数字をきれいに書くことだけをゴールにしなくても大丈夫です。

④「ちえ」のワークもおもしろい

個人的に、3歳ごろからぜひ取り入れたいと思っているのが「ちえ」系です。

たとえば、

仲間分け
大小比較

位置
順番
規則性
間違い探し

など。

「ひらがな」「数字」のように成果が見えやすい分野ではありませんが、よく見て、考えて、答えを出す経験ができます。

3歳の家庭学習は、

運筆+ことば+数+ちえ

くらいに広く考えると、教材選びがぐっと楽になります。

3歳におすすめの市販ワーク10選

ここから、具体的におすすめを紹介します。

「総合ランキング」ではありません。

3歳は発達差も興味の差も大きいため、何を伸ばしたいか、何が好きかで選んでください。

① 学研「3歳 もじ かず ちえ」|最初の1冊に迷ったら候補


「まだ何が好きかわからない」

「ひらがなだけに絞るのは早い気がする」

という家庭なら、まず総合系のワークが使いやすいです。

学研の幼児ワークには現在、

「3歳 もじ かず ちえ」

があり、さらに分野別に、

「3歳 ひらがな」
「3歳 かず」
「3歳 めいろ」
「3歳 ちえ」

なども用意されています。(学研)

最初に総合系をやってみて、

「迷路ばかりやりたがる」

「数字のページになると食いつきがいい」

「文字に興味がありそう」

とわかってきたら、好きな分野のワークを追加する。

この使い方がおすすめです。

おすすめな子

  • 初めてワークに取り組む
  • 何が得意かわからない
  • 文字・数・ちえを広く経験したい
  • まず1冊試したい

3歳の「最初の1冊」としてかなり選びやすいシリーズです。

② 学研「3歳 めいろ」|文字を書く前の運筆にも


「ひらがなワークを買ったけれど、そもそも線をなぞるのが難しそう」

そんな場合は、いったん迷路へ戻るのもおすすめです。

迷路なら、

「ゴールまで行こう!」

という遊びの目的があるので、ただ線を書くより取り組みやすい子もいます。

文字を書かせるためだけの練習にしないのもポイント。

迷路そのものを楽しめれば十分です。

③ 学研「3歳 ひらがな」|文字への興味が出てきたら


3歳だからといって、全員がひらがなワークをやる必要はありません。

でも、

自分の名前の文字を見つける
看板の文字を読む
絵本の文字を指差す

など、文字への興味が出てきたら、ひらがなワークを取り入れてもいいタイミングです。

ここでも、

全部書けるようにする

ことを目標にしすぎないのがおすすめです。

「文字っておもしろい」と思えることを優先したいですね。

④ くもん「はじめてのひらがな1集」|少しずつ進めたい子に


くもんの幼児ドリルも定番です。

「はじめてのひらがな1集」は2・3・4歳対象で、80ページ。ひらがなに興味を持ち始めた子向けの教材です。(くもん)

くもんの幼児ドリルのよさは、少しずつステップを踏みながら進めやすいこと

一気に50音を書かせるというより、

鉛筆を動かす

文字の形に近い動きをする

ひらがなへ

とつなげたい家庭と相性がいいです。

反対に、同じような練習を繰り返すことを嫌がる子もいます。

教材のよしあしというより、ここは子どもの好みですね。

⑤ くもん「はじめてのめいろ」|まだ文字に興味がなくてもOK



「3歳なのにひらがなに全然興味がない」

という場合も、焦らなくて大丈夫。

くもん出版では、3歳向けに「はじめてのめいろ1集・2集」「やさしいめいろ1集・2集」を展開しています。2026年8月現在、公式ショップで各858円(税込)です。(KUMON SHOP)

迷路が好きなら、まずは迷路。

ワークの時間そのものを好きになるところから始めるのも、十分な家庭学習です。

⑥ Z会「はじめてのひらがな 3・4さい」|遊びながら文字に触れたい


Z会というと通信教育のイメージが強いですが、市販の幼児ワークもあります。

シール、表彰状、書いて消せるボードが付属しています。(Z会)

特徴的なのは、

文字に色を塗る
形を比べる
文字シールを貼る
読む
なぞる

など、「ひらがな=何度も書く」だけではないこと。

「文字には興味があるけれど、書く練習ばかりだと飽きそう」

という3歳さんに候補になります。

⑦ Z会「はじめてのかず 3・4さい」|数字を書く前に「数」を考える


シール、数字練習ボード、30までの数字表、数字カードが付属します。(Z会)

私が教材編集者として注目したいのは、

「数字を書く」だけではなく、数の概念を扱っているところ。

数の認識、順序、集合などを、シール・迷路・塗り絵なども使いながら学びます。(Z会)

3歳なら、

「1、2、3……」

と言えるだけでなく、

実際の物と数を結びつける経験

も大切にしたいところです。

⑧ Z会「はじめてのろんり・かたち 3・4さい」|考える問題が好きなら


「文字や数字だけじゃなく、考える問題もやらせたい」

という家庭におすすめしたいのがこちら。

扱うのは、


比較
仲間分け
規則性
条件整理
迷路
間違い探し
パズル

など。

公式では、

「○△□などの形がわかってきた」

「大きい・小さいに気づくようになってきた」

くらいを学習目安としています。(Z会)

「まだひらがなは書けないけれど、パズルや間違い探しは大好き」

という3歳さんにもいいですね。

3歳の家庭学習=読み書き計算の先取りではない

ことがよくわかる1冊です。

⑨ うんこドリル「ひらがな 3・4さい」|とにかく楽しくやりたい


「ワークを出しただけで逃げていく……」

そんな子なら、教材の楽しさを最優先してもいいと思います。

特徴は、やっぱり圧倒的な「うんこ」。

でも、ただふざけているだけのワークではありません。

指で文字をなぞったり、運筆のリズムを意識したりしながら、段階を踏んでひらがなの書き方に触れる構成です。(うんこドリル公式 | シリーズ累計1000万部突破!勉強のきっかけはうんこから)

幼児教材では、

子ども自身が「やりたい」と思うこと

がとても大きな強みになります。

大人から見ると「もっと勉強っぽいワークのほうが……」と思っても、本人が夢中になるなら、それも立派な教材選びです。

⑩ こぐま会「100てんキッズ 幼児のかず」|知育をしっかりやりたい家庭に


最後は少しタイプを変えて、思考力を重視したい家庭向けです。

こぐま会と幻冬舎による「100てんキッズ」には、3・4・5歳向けとして、

  • 幼児のかず
  • 幼児のずけい
  • 幼児のいちとくうかん
  • 幼児のがくしゅうめいろ
  • 幼児のがくしゅうぬりえ

などがあります。(コグマ会)

今回特におすすめしたいのは「100てんキッズドリル 幼児のかず」。

特徴は、

数字を使った計算を先取りするというより、「数そのもの」を考えること。

計数、同数発見、一対一対応、数の構成、等分、数の増減などを扱います。(コグマ会)

こぐま会は、幼児期の具体的な生活・遊びの中にある数体験をもとに考えることを重視しています。

そのため、

「3歳からどんどん計算させたい」

という家庭より、

「あとから算数につながる考え方を育てたい」

という家庭におすすめです。

知育に力を入れている家庭なら、一度チェックしてみてほしいシリーズです。

3歳の市販ワーク、迷ったらどれ?目的別おすすめ

10冊紹介しましたが、

「結局どれ?」

となりますよね。

私なら、こう選びます。

ワーク自体が初めて
→ 学研「3歳 もじ かず ちえ」

まだ文字を書くのが難しい
→ 学研・くもんの迷路

ひらがなに興味がある
→ 学研・くもん・Z会のひらがな

数えることが好き
→ Z会「はじめてのかず」

パズル・間違い探しが好き
→ Z会「はじめてのろんり・かたち」

普通のワークを嫌がる
→ うんこドリル

知育をしっかりやりたい
→ こぐま会「100てんキッズ」

大切なのは、

「一番評価の高いワークは?」ではなく、「今のわが子が一番楽しめそうなのは?」

と考えることです。

3歳のワーク選び|教材編集者が見る5つのポイント

ここからは、私が教材を見るときに意識しているポイントを紹介します。

①「3歳用」だけで決めない

同じ3歳でも、

鉛筆を使い始めたばかりの子。

すでに迷路が大好きな子。

ひらがなを読み始めている子。

数字ばかり書いている子。

かなり違います。

実際、Z会も「3・4さい」という年齢だけではなく、「10まで声に出して数えられる」「○△□がわかってきた」など、教材ごとに学習目安を示しています。(Z会)

年齢+今できること

で見るのがおすすめです。

②「できる問題」がちゃんとあるものを選ぶ

最初からほとんど解けない教材では、3歳にはかなり負担です。

ページを開いて、

「これわかる!」

という問題があり、その中に少し考える問題が混ざっている。

そんな教材から始めます。

難しいワークをやっていること自体が、家庭学習の目的ではありません。

③ 1ページの情報量を見る

問題文が長い。

書くところが多い。

小さな文字がびっしり。

そんなワークよりも、3歳なら、

「このページでは何をすればいい?」

が視覚的にわかりやすいものがおすすめです。

もちろん子どもによって違いますが、購入前に中身を見られるなら、ぜひ問題ページまで確認してみてください。

④ 「好き」を入口にする

迷路が好きなら迷路。

恐竜が好きなら恐竜。

シールが好きならシール。

うんこで大笑いするなら、うんこドリル。

それでOKです。

ワークを選ぶとき、大人はつい、

「ひらがなを覚えさせたい」

という教える側の目的から考えます。

でも3歳なら、

子どもが何ならやりたくなるか

から逆算するのもおすすめです。

⑤ 親が続けやすいかも大切

家庭学習は、子どもだけで完結しません。

毎回準備が大変。

説明しないと解けない。

親が忙しい時間帯にしかできない。

これでは続ける側も疲れてしまいます。

3歳なら特に、

親子で無理なく続けられること

まで含めて教材選びをしたいところです。

 

もっと体系的に家庭学習をしたいなら「七田式プリント」も候補

ここまで紹介したのは、基本的に1冊単位で購入できる市販ワークです。

一方、

「毎日何をやるか親が考えるのは大変」

「文字だけではなく、数や思考力も体系的に取り組みたい」

「知育にはしっかり取り組みたい」

という家庭なら、七田式プリントも候補になります。

ただし、一般的な1冊完結型ワークとはボリュームも価格も大きく違うため、この記事では別枠とします。

3歳なら七田式プリントAが基本候補


2026年8月現在、七田式プリントAの公式対象年齢は2歳6か月〜4歳

ちえ・もじ・かず各10冊、合計30冊で、価格は15,800円(税込)です。

公式が示しているスタート目安は、

  • 鉛筆が持てる
  • ○×が書ける
  • 点と点を線で結べる
  • 大小・長短がわかる

です。(七田式オフィシャルストア)

一般的な市販ワークを何冊も親が組み合わせる代わりに、家庭学習の軸を一つ作りたい家庭と相性がいい教材です。

3歳後半ならBも対象年齢。ただし年齢だけで選ばない


七田式プリントBは3歳6か月〜5歳が公式対象です。

ただし、Bのスタート目安は、

  • ひらがながすべて読める
  • 10までの数の大きさがわかり、書ける

です。(七田式オフィシャルストア)

つまり、

3歳6か月になった=Bへ

ではありません。

ここはとても大切です。

3歳ならまずAの内容を確認し、すでに家庭学習がかなり進んでいる場合にBも検討する、くらいでいいと思います。

七田式は知育にしっかり取り組みたい家庭には魅力的ですが、15,800円という価格と30冊というボリュームがあります。

まず市販ワーク1冊から試したい家庭なら、学研やくもんなどから始めても十分です。

3歳のワークは1日何ページ?毎日やるべき?

「せっかくワークを買ったなら、毎日やったほうがいい?」

と考えるかもしれません。

でも、3歳の家庭学習で私はページ数を最優先にはしません

1ページで、

「できた!」

と気持ちよく終われたなら、それで十分な日もあります。

もっとやりたいなら続ける。

嫌になったら終わる。

眠そうならやらない。

そのくらい柔軟でいいと思っています。

七田式プリントのように公式の取り組み量が設定されている教材もあります。七田式Bでは「1日3枚15分〜」が案内されています。(七田式オフィシャルストア)

ただ、それをすべての3歳児の家庭学習量の基準にする必要はありません。

教材ごとの使い方と、子どもの様子の両方を見る。

これが大切です。

3歳がワークを嫌がるときはどうする?

ワークを嫌がったら、

「集中力がない」

「勉強が嫌いなのかも」

と決める前に、少し原因を分けてみます。

難しすぎない?

書く量が多すぎない?

鉛筆を動かすこと自体がまだ大変ではない?

興味のない内容ではない?

今日は疲れていない?

同じ「やりたくない」でも、理由は違います。

ひらがなを嫌がるなら迷路。

鉛筆を嫌がるならシール。

机を嫌がるなら積み木。

ほかにも、

お絵描き
粘土
折り紙
はさみ
絵本
数遊び

などがあります。

3歳の学びは、プリントの中だけにあるわけではありません。

ワークが合わない時期なら、いったん離れても大丈夫です。

3歳でひらがなワークは早い?

これは、

「3歳だから早い・遅い」ではなく、文字への興味を見る

のがおすすめです。

Z会の「はじめてのひらがな 3・4さい」も、ひらがなをいくつか読み始め、鉛筆で書き始めるようになった子を学習目安としています。(Z会)

まだ文字に興味がないなら、

絵本
名前探し
看板の文字探し
ひらがなカード

などからでもOK。

一方、

「これ、なんて書いてあるの?」

「自分の名前を書きたい!」

と興味が出ているなら、ワークを取り入れるチャンスです。

興味が出たときに、ちょうどいい教材を置いてあげる。

私はこのくらいのスタンスが3歳には合っていると思います。

3歳の数字ワークはどこまでやればいい?

数字も「書ける」だけで判断しません。

たとえば、

お皿を2枚持ってきてもらう。

いちごを3個ずつ分ける。

階段を数える。

「どっちが多い?」と聞く。

こうした生活の中にも、数の学びはたくさんあります。

こぐま会の「100てんキッズ 幼児のかず」も、数字を使った式の計算より前に、生活や遊びの中の具体的な数体験をもとに数の基礎を学ぶことを重視しています。(コグマ会)

3歳では、

数字を先へ先へ書かせるより、「数ってこういうことなんだ」と実感できる経験

も大切にしたいですね。

100均ワークでも大丈夫?

もちろん選択肢になります。

100均ワークの大きなメリットは、

気軽に試せること。

「ワークをやるかわからない」

という段階なら、まず1冊試してみるのもいい方法です。

一方で、「100均だから簡単」「出版社のワークだから優秀」と価格だけで判断するのはおすすめしません。

見るポイントは同じです。

今の子どもに合っているか。

中身を見て、

「これなら楽しそう」

と思えるものなら、価格に関係なく候補になります。

市販ワーク・七田式・通信教育、3歳ならどれ?

ここも迷いますよね。

私は3つを別物として考えています。

市販ワーク

必要なものを自由に選びたい家庭向け。

ひらがなだけ。

迷路だけ。

数だけ。

という買い方ができます。

低予算から試しやすいのもメリットです。

七田式プリント

家庭学習を体系的に積み上げたい家庭向け。

ちえ・もじ・かずをまとめて進められる一方、一般的な1冊ワークより価格・ボリュームとも大きくなります。(七田式オフィシャルストア)

通信教育

ワークだけではなく、そのサービスごとの年間カリキュラムや教材を使って学びたい家庭向け。

どれが上という話ではありません。

家庭学習に、

自由度を求めるのか。

体系性を求めるのか。

ワーク以外の体験まで求めるのか。

で変わります。

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教材編集者が3歳のわが子に選ぶなら?

もし、

「結局、最初に何を買う?」

と聞かれたら、私はいきなり何冊も買いません。

まずは、

総合系か、子どもが一番好きそうなワークを1冊。

ここからです。

初めてなら学研の総合ワーク。

鉛筆を動かすのが好きなら迷路。

ひらがなに興味があるなら、くもん・学研・Z会。

数えることが好きならZ会のかず。

考える問題が好きならZ会やこぐま会。

おもしろいものが大好きならうんこドリル。

そして、

「ワークが大好き」

「毎日の家庭学習をもう少し体系化したい」

となったら、七田式のようなボリュームのある教材を検討します。

教材編集者だからといって、

難しい教材を選ぶわけではありません。

むしろ私は、

少し簡単に感じるところから始める

くらいが好きです。

「できた」が積み重なると、次の問題にも自分から手を伸ばしやすくなるからです。

3歳の市販ワークについてよくある質問

3歳でワークを始めるのは早い?

年齢だけで早い・遅いとは決められません。

3歳向けとして実際に多くの出版社からワークが販売されています。学研にも3歳向けの複数シリーズがあり、Z会にも3・4歳向け、こぐま会の100てんキッズにも3歳から対象の商品があります。(学研)

ただし、「3歳だからワークをしなければならない」という意味ではありません。

興味があれば始める、くらいでOKです。

3歳用ワークが簡単なら4歳用に進んでいい?

対象年齢だけではなく、教材の内容を確認して判断します。

簡単すぎて退屈しているなら、一つ上の教材を試す選択肢はあります。

ただ、

文字だけ進んでいるけれど、ちえ問題は3歳向けがちょうどいい

ということもあります。

分野ごとに違うレベルを使っても問題ありません。

ワークは何冊必要?

何冊も同時に用意する必要はありません。

最初は1冊で十分です。

やってみて、

「もっと迷路がやりたい」

となったら迷路を追加する。

このほうが子どもの興味に合わせやすいです。

七田式プリントは通信教育?

この記事では通信教育とは別に扱っています。

七田式プリントA・Bなどは、七田式公式通販などから購入して家庭で取り組むプリント教材です。公式通販でも「プリント教材」として販売されています。(七田式オフィシャルストア)

 

まとめ|3歳のワークは「難しいもの」より「またやりたいもの」

3歳向けの市販ワークには、本当にたくさんの選択肢があります。

迷ったら、

初めての1冊なら学研。

運筆からコツコツ進めるならくもん。

遊びながら考えたいならZ会。

楽しさ重視ならうんこドリル。

思考力をしっかり育てたいならこぐま会。

そして、

家庭学習を体系的に進めたいなら七田式。

このあたりから選ぶと探しやすいと思います。

ただ、一番大切なのはランキングではありません。

3歳の今、

何ができる?

何が好き?

どんな問題なら「やってみたい」と思う?

ここを見ることです。

ひらがながまだ書けなくてもいい。

数字をきれいに書けなくてもいい。

迷路に夢中なら、今日は迷路。

シールが大好きなら、シール。

そんなところから家庭学習は始められます。

難しい教材を早く終わらせることより、

「できた!」
「わかった!」
「またやりたい!」

を少しずつ積み重ねる。

3歳のワーク選びでは、そんな1冊を見つけてあげたいですね。

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