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Z会とスマイルゼミは幼児ならどっち?両方試した教材編集者が8項目で比較【2026年】

chirairo編集部

教材編集者歴15年以上・2児のママ。 教材制作の経験と実体験をもとに、家庭学習・教材選び・子どもの育ちについて発信しています。

「Z会幼児コースとスマイルゼミ、うちの子にはどっちが合う?」

「紙でじっくり取り組むZ会と、タブレット中心のスマイルゼミ。違いは分かるけれど、結局どちらを選べばいい?」

幼児向けの通信教育を探していると、候補になりやすいのがZ会幼児コースとスマイルゼミ。

ただ、この2つは単に「紙かタブレットか」が違うだけではありません。家庭学習をどう進めるか、親がどこまで関わるか、先取りをどう考えるかなど、教材設計そのものにかなり違いがあります。

わが家では、Z会は無料のおためし教材を実際に取り組み、スマイルゼミは2週間のお試しを経験しました。
私は教材編集の仕事をしており、家庭では七田式プリント、市販ワーク、トドさんすう、トド英語など、紙とデジタルの両方を使ってきました。

この記事では、2026年9月30日時点の公式情報も確認しながら、Z会幼児コースとスマイルゼミを教材・学び方・難易度・先取り・親の負担・料金・デジタル活用・入学準備の8項目で比較します。

「どちらのほうが優れているか」ではなく、どんな子・家庭にどちらの特徴が合いやすいかを整理していきます。

Z会とスマイルゼミ、幼児ならどっち?まず違いを整理

最初に大きな違いを整理すると、
Z会は紙のワークと親子で行う体験学習を組み合わせた教材
スマイルゼミは専用タブレットを中心に子ども自身で進めやすくした教材

ただし、「Z会=紙だけ」「スマイルゼミ=親が何もしなくていい」ではありません。

Z会幼児コースは紙教材が中心ですが、2026年度の年中・年長にはデジタル教材もあります。一方のスマイルゼミにも、学習状況を親子で確認できる仕組みがあります。

POINT

Z会とスマイルゼミは、「紙かタブレットか」だけでなく、家庭学習を誰がどう進めたいかで比べると違いが見えやすくなります。

Z会幼児コースとスマイルゼミを8項目で比較

比較項目Z会幼児コーススマイルゼミ
主な教材紙ワーク+体験型教材中心専用タブレット中心
学び方書く・考える・体験する見る・聞く・書く・操作する
一人学習親子で行う内容もある一人で進めやすい仕組みが多い
丸付け家庭での確認+提出課題自動丸付け
先取り学年相応の学びを深める設計が中心コアトレで学年を越えて進める
デジタル紙中心。一部デジタル教材あり学習の中心
費用主に受講会費受講会費+専用タブレット代
入学準備思考・体験・生活・学習を幅広く扱う文字・数・時計・学習習慣などをタブレットで学ぶ

ここから、教材選びで特に差が出やすいポイントを詳しく見ていきます。

最大の違いは「紙かタブレットか」より家庭学習の回し方

スマイルゼミは端末が学習を進める役割を担いやすい

スマイルゼミ幼児コースでは、タブレットによる問題の読み上げや自動丸付けなどを利用できます。

毎回親が「今日はこのページをやろう」と決め、問題を読み、終わったら丸付けをする形と比べると、日々の学習を子ども自身で進めやすいのが特徴です。

Z会は親子の体験まで教材の一部

Z会幼児コースでは「かんがえるちからワーク」だけでなく、体験型教材「ぺあぜっと」があります。

ぺあぜっとでは、五感を使った観察や実験などを通して、知的好奇心や思考力につなげる内容を扱います。

Z会の場合は、親が関わることを単純に「負担」とみなすのではなく、親子で話したり試したりする時間そのものが学びの一部と考えると分かりやすいです。

わが家の実体験

Z会のおためし教材では、紙の問題を解いて終わるだけでなく、日常や実体験へ学びを広げようとしている点が印象に残りました。

一方、スマイルゼミを2週間試したときは、タブレットの中で「次に何をするか」が分かりやすく、学習開始から丸付けまでの流れを作りやすいと感じました。

教材内容を比較|Z会は体験まで広げ、スマイルゼミは1台にまとめやすい

2026年度のZ会幼児コースでは、「かんがえるちからワーク」「ぺあぜっと」のほか、提出課題や副教材などが用意されています。

ワークの回数は、年少が月30回、年中が月46回、年長が月48回。学年に応じて内容も変わります。

スマイルゼミは専用タブレットの中で、文字・数・言葉・図形・生活・自然など複数分野を学べます。

紙教材や教材セットが毎月増えるより、1台に教材をまとめたい家庭ではスマイルゼミの特徴を活かしやすいでしょう。

注意

Z会を「完全な紙教材」と考えるのは正確ではありません。2026年度は年中・年長に一部デジタル教材があります。とはいえ、スマイルゼミのように専用タブレットを学習の中心にする教材ではありません。

難易度を比較|「Z会のほうが難しい」だけでは決められない

Z会とスマイルゼミを比較するとき、「Z会のほうが難しい」という口コミを見かけることがあります。

ただ、難易度と先取りは分けて考えたほうがよいです。

Z会の「かんがえるちからワーク」では、文字や数だけではなく、知識問題・論理問題など幅広い出題があります。

一方のスマイルゼミには、学年を越えて国語・算数を進められる無学年学習「コアトレ」があります。

MEMO

「考える問題が多いこと」と「学年より先まで進めること」は別です。

Z会は今の学年のテーマをさまざまな角度から考えたり、体験につなげたりする設計が特徴。スマイルゼミは、理解できている国語・算数をコアトレで先へ進められる点が特徴です。

Z会年中の問題レベルや「難しいと感じるポイント」をもう少し詳しく知りたい方は、Z会年中は難しい?実際のレベルや向いている子を解説した記事も参考にしてください。

先取りするなら?スマイルゼミのコアトレとZ会では考え方が違う

「幼児のうちから先取りもしたい」という家庭では、スマイルゼミのコアトレは大きな比較ポイントです。

コアトレは、幼児から中学レベルまで、学年にかかわらず理解度に合わせて進められる無学年学習です。

Z会幼児コースは、基本的にはその学年に合った教材を軸にしながら、問題の考え方や実体験を広げていく設計です。

POINT

学年を越えて国語・算数を進めたいならスマイルゼミ、今の年齢に合った内容を深く考えたり体験につなげたりしたいならZ会という見方をすると選びやすくなります。

スマイルゼミの先取りやコアトレについては、こちらの記事で詳しくまとめています。

スマイルゼミ幼児は先取りできる?コアトレの内容・レベル・使い方を教材編集者が解説

親の負担を比較|スマイルゼミは「学習進行」を任せやすい

毎日続ける通信教育では、子どもの内容だけでなく親が無理なく続けられるかも重要です。

スマイルゼミでは、問題の読み上げや自動丸付けなどがあるため、親が毎回横について学習を進める負担を減らしやすくなっています。

一方のZ会は、「ぺあぜっと」のように親子で一緒に取り組む体験も教材の一部です。

つまり、スマイルゼミは「学習を進める作業」をタブレットに任せやすい教材、Z会は「親子で一緒に学ぶ時間」も含めて取り組む教材と考えると分かりやすいでしょう。

注意

スマイルゼミも「タブレットを渡せば完全に任せてよい」という意味ではありません。幼児期は、操作できていても内容を理解しているとは限らないため、ときどき学習内容や理解度を確認したいところです。

料金を比較|月額だけでなく専用タブレット代を見る

料金を比較するときは、月額だけを並べないように注意が必要です。

Z会幼児コースの2026年度受講会費は、学年と支払い方法によって異なります。

たとえば12か月一括払いの場合、年少は月あたり2,975円、年中は月あたり3,383円です。

スマイルゼミは月額会費に加えて、専用タブレット代が必要です。

専用タブレット代は12か月以上の継続利用を前提として10,978円(税込)。利用期間が短い状態で退会した場合は、追加のタブレット代が発生します。

注意

料金・キャンペーン・支払い条件は変更されることがあります。この記事では2026年9月30日時点の公式情報を確認していますが、申し込み前には必ず各公式サイトで最新情報を確認してください。

スマイルゼミの月額会費・タブレット代・途中退会時の費用はこちらで詳しくまとめています。

スマイルゼミ幼児コースの料金はいくら?月額・タブレット代・途中退会まで解説【2026年】

入学準備ならどっち?年長では取り組み方に違いがある

年長で通信教育を検討している場合、「小学校入学までにどこまで準備できるか」も気になります。

Z会年長では、国語・算数につながる内容だけでなく、考える力や生活・体験につながる内容も含めて入学準備を進めます。

スマイルゼミ年長でも、ひらがな・カタカナ・数字・時計など、小学校入学を意識した内容を扱います。

入学準備でも「何を終わらせるか」だけでなく、紙で考えたり書いたりする経験を増やしたいのか、自分で教材を開いて進める習慣を作りたいのかまで考えると、家庭に合う教材を選びやすくなります。

スマイルゼミ年長の入学準備については、こちらの記事で詳しくまとめています。

スマイルゼミ年長で入学準備は十分?小学準備講座の内容・できることを教材編集者が解説

実際にZ会とスマイルゼミを試して感じた違い

ここからは、公式情報ではなく、わが家で実際に教材を試して感じたことです。

スマイルゼミを2週間試して感じたこと

スマイルゼミは、タブレットの中で次にやることが分かりやすく、子ども自身で学習を進める流れを作りやすいと感じました。

問題を読む、取り組む、答える、丸付けするという流れが端末内で進むため、親が毎回学習を組み立てなくてもよいのは大きな特徴です。

一方で、わが家ではすでにiPadを家庭学習にも使っているため、スマイルゼミ専用の端末がさらに1台増えることは少し気になりました。

Z会のおためし教材で感じたこと

Z会では、単に問題をたくさん解かせるというより、問題をきっかけに考えたり、生活の中の経験へつなげたりすることを大切にしている印象を受けました。

紙で手を動かすだけでなく、親子で話したり試したりするところまで含めて家庭学習にしたい場合は、相性を確認する価値があると思います。

注意

わが家はZ会幼児コースを長期受講したわけではありません。この記事で書いているZ会の実体験は、無料のおためし教材を実際に取り組んだ範囲での感想です。

教材編集者として一番違うと感じるポイント

私が2つを比べて一番違うと感じるのは、問題の内容以上に、「家庭の中でどう学習行動を作るか」です。

スマイルゼミは、専用端末が学習のナビゲーターになり、子ども自身で進める方向に設計されています。

Z会は、紙や実物を使いながら、親子で考えたり話したりすることも学習の一部にしています。

MEMO

幼児期は「正解できたか」だけでなく、どう考えたか、実生活でも理解できているかも見たい時期です。

特にデジタル教材では、操作方法を覚えることで答えられる場合もあります。ときどき紙や実物でも同じことが分かるか確認すると、理解度をつかみやすくなります。

Z会が合いやすい家庭・スマイルゼミが合いやすい家庭

Z会を比較したい家庭

  • 紙に書く活動を家庭学習の中心にしたい
  • 親子で学ぶ時間を取りたい
  • 観察・実験などの体験も大切にしたい
  • 答えを出すだけでなく、考える経験も増やしたい
  • 専用タブレットを増やしたくない

スマイルゼミを比較したい家庭

  • 子ども自身で家庭学習を進めやすくしたい
  • 問題の読み上げや丸付けの負担を減らしたい
  • タブレットへの食いつきがよい
  • 教材を1台にまとめたい
  • 国語・算数は学年を越えて進む選択肢もほしい

POINT

一般的にどちらが人気かよりも、子どもが続けやすいか、親も無理なく続けられるかで選ぶのがおすすめです。

「Z会は気になるけれど、スマイルゼミ以外の通信教育とも比べて決めたい」という場合は、こどもちゃれんじとの違いも確認しておくと選びやすくなります。Z会とこどもちゃれんじ年中はどっち?教材・難易度・親の負担などを比較した記事はこちらです。

迷ったら、スペック表だけで決めず実物を試してみる

Z会とスマイルゼミは、教材形式も家庭学習の進め方もかなり違います。

だからこそ、口コミや料金だけで決めるより、可能なら実際の教材を子どもに触らせてみるのがおすすめです。

Z会では無料のおためし教材を確認できます。

Z会 幼児コース

最新情報は公式サイトでご確認ください。

※最新の料金・キャンペーン・適用条件は必ず公式サイトでご確認ください。

スマイルゼミも約2週間試せる案内があります。

スマイルゼミ【幼児コース】

※最新の料金・キャンペーン・適用条件は必ず公式サイトでご確認ください。

試すときは「何問できたか」だけではなく、翌日も自分からやりたがるか、操作だけでなく内容を理解しているか、親が無理なくサポートできるか、家庭の生活リズムに組み込みやすいかも見てみてください。

4歳・年中向けの家庭学習教材を幅広く比較したい方は、こちらの記事も参考にしてください。

4歳の家庭学習教材おすすめ8選|年中向け通信教育・タブレット・アプリを教材編集者が比較

Z会とスマイルゼミについてよくある質問

Z会とスマイルゼミはどちらが難しい?

単純な上下では比較しにくいです。Z会は学年相応の内容でも、考え方を広げる問題や体験学習を重視しています。一方、スマイルゼミには無学年学習のコアトレがあり、国語・算数は理解度に合わせて学年を越えて進められます。

一人で勉強しやすいのはどっち?

問題の読み上げや自動丸付けなどがあるため、学習の進行を子ども自身で行いやすいのはスマイルゼミです。

Z会には親子で取り組む体験型教材もあるため、親の関与も教材の特徴の一部と考えると分かりやすいでしょう。

先取りしたいならどっち?

学年を越えて国語・算数を進めたい場合は、無学年学習「コアトレ」があるスマイルゼミを比較しやすいです。

一方、先へ進むことだけでなく、今の年齢に合ったテーマを深く考えたり実体験につなげたりしたい場合はZ会も候補になります。

Z会はタブレットを使わない?

紙教材が中心ですが、2026年度の年中・年長にはスマートフォンやタブレットで利用する一部のデジタル教材があります。

ただし、スマイルゼミのように専用タブレットを学習の中心にする教材ではありません。

スマイルゼミは親が何もしなくてもできる?

一人で進めやすい仕組みはありますが、幼児期はときどき理解度を確認したり、学習した内容について会話したりするのがおすすめです。

まとめ|Z会とスマイルゼミは「何を学ぶか」だけでなく「どう学ぶか」で選ぼう

Z会幼児コースとスマイルゼミは、どちらも幼児期から家庭学習を進められる通信教育ですが、学び方にはかなり違いがあります。

Z会は、紙・体験・親子のやりとりを組み合わせながら、考える力や知的好奇心を広げたい家庭で比較しやすい教材です。

スマイルゼミは、専用タブレットを使い、子ども自身で学習を進める習慣を作りたい家庭で比較しやすい教材です。

POINT

Z会なら「紙・体験・親子で深める学び」、スマイルゼミなら「タブレットで自分から進めやすい学び」という違いを軸にすると選びやすくなります。

迷っている場合は、実物を試しながら「子どもが続けたがるか」「親も無理なく続けられるか」を見てみてください。

Z会 幼児コース

最新情報は公式サイトでご確認ください。

※最新の料金・キャンペーン・適用条件は必ず公式サイトでご確認ください。

スマイルゼミ【幼児コース】

※最新の料金・キャンペーン・適用条件は必ず公式サイトでご確認ください。

参考文献・公式情報

  • Z会の通信教育「幼児コース」
  • Z会「幼児コース年少 お届けする教材」
  • Z会「幼児コース年中 お届けする教材」
  • Z会「幼児コース年長 お届けする教材」
  • Z会「幼児コースの受講環境」
  • スマイルゼミ「幼児コース 年中」
  • スマイルゼミ「幼児コース 年長」
  • スマイルゼミ「無学年学習[コアトレ]」
  • スマイルゼミ「会費のご案内」

※本記事は2026年9月30日時点の各社公式情報を確認して作成しています。教材内容・料金・キャンペーン等は変更される可能性があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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