「ぎっくり背中」というワード、聞いたことがありますか?
連休中に夫が謎の背中の痛みでダウン。実は「ぎっくり背中」だったのです。
そして約1ヶ月後、わたしもぎっくり背中になってしまいました。。
そして過労気味だったこと。
今回は、忙しいデスクワーカーさんにはぎっくり背中にならないように気を付けてほしいと思い、症状や治し方、予防法などをまとめました。
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ある日突然背中に激痛
その日はゴールデンウィークの連休中で、夫&犬ちゃんと午前中から夫の実家に遊びに行く予定だったのですが、朝起きると
夫が「なんだか背中が痛いから湿布貼って〜」と。
わたしが率先して準備をおこない、いざ電車に乗るために駅へ。
しかし、歩いているうちにだんだん痛みがひどくなってきたようで、足が止まり、、
ゆっくり歩いて駅のホームまで辿り着いたものの、夫は背中の激痛に冷や汗が。
これは1時間近い電車移動は厳しいな、と判断し、お出かけは中止することに。
またゆっくりと歩きながら自宅に戻ったのですが、痛みは収まらず。
以前、わたしが腎盂腎炎になったことがあり、最初の症状が腰の痛みだったので、それ以来、背中や腰の痛みは「内臓かも?」と心配するように。
今回の夫の背中の痛みは背中の真ん中あたり。
「内蔵のどこかだったら怖いよね…」ということで、病院に連れて行くことに。
連休中で病院がお休みだったので、救急外来へ。
病院に行った結果「ぎっくり背中」だった!原因は?
病院に着くと熱を測ってから診察へ。
しばらくすると、足取りはゆっくりですが少しホッとしたような表情の夫が戻ってきました。
「ぎっくり背中」とのこと。
湿布をもらい、安静にするようにと言われ、すぐに帰宅できました◎
ぎっくり背中とは、正式な病名ではありませんが、急性で起こる背中の軽度の肉離れのような状態のことを指すようです。
日頃の運動不足や、長時間のデスクワークなどで同じ姿勢でいることが多いと、背中の筋肉が凝り固まってしまいます。
そこに急激な負荷がかかると、ぎっくり腰のように突如激痛が起こることがあるようです。
夫は最近仕事が忙しく、疲労が溜まっている様子でしたが、急な運動や重いものを持ったなどの引き金になるようなコトはしていないのにな…と少し不思議に思っていましたが、、
実は前日に食べた激辛料理でむせて、めちゃくちゃ咳をしていたのが引き金になったんじゃ…と思っています。
ぎっくり背中の治し方
とにかく安静にする
病院では、「冷湿布を貼って、しばらく安静にすること。」と言われ、夫は自宅に戻ってすぐにベッドへ。
その日は湿布を貼って寝ていてもしばらくは痛みは収まらず。
夜には痛みを感じつつも、トイレや食事で起き上がるのがスムーズになってきました。
湿布&安静を続けて、次の日、その次の日とだんだんと症状が収まり、GW最終日には軽く外出もできるように。
そして次の日は会社へ。
約3日間で生活に支障のないレベルまで回復しました。
つまり、ぎっくり背中はとにかく安静にすることが大事!なようです。
筋肉が炎症を起こしている状態なので、無理に動いたり、お風呂にゆっくり入ったりはNGです。
また、ぎっくり背中について調べてみると、整体院や整骨院で対応してくださるところも多いみたいです。
筋肉のほぐしや関節の調整だけでなく、マシンを使用した炎症ケアもおこなっているところもあるようです。
不安なとき、痛みが続くときは病院へ
前述しましたが、わたしは以前、腰痛だと思っていたら腎盂腎炎だった、ということがあり、(次の日にかけて熱がみるみる上がっていったのでなんだかおかしいと気付くことができました)
背中や腰の痛みは内蔵かもしれない!とすぐに疑ってしまうタイプです。
実際、背中の痛みは、痛む場所によって大きな病気のサインである可能性もあるのです。
背中の痛みで不安なときや、安静にしていても痛みがなかなかとれないときは、病院に行くことをおすすめします。
病院は、「ぎっくり背中」なら整形外科がいいと思いますが、
原因がよくわからない場合は内科に先に掛かるのもいいと思います。
ぎっくり背中は予防が大事
ぎっくり背中の原因は、慢性的な運動不足やデスクワークなどで同じ姿勢を長時間続けていて背中の筋肉がガチガチになること。
つまり、ぎっくり背中を引き起こさない&繰り返さないためには、日頃から背中の筋肉のこわばりをほぐしておいてあげることが大事です◎
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- 適度な運動をおこなう
- 長い時間同じ姿勢でいることを避ける(特にデスクワークでは休憩をこまめにはさむ)
- スマホの使いすぎにも気を付ける
- 予防のためのストレッチをおこなう(※自己流ストレッチは逆にぎっくり背中を引き起こしかねないので要注意!)
背中の筋肉に負担のかからないような生活を意識するのがポイントです。
背中がガチガチ状態のときの急な運動や過度のストレッチは要注意!
ぎっくり背中の予防のためには、適度な運動やストレッチが効果的ではあるのですが、
これは背中がすでにガチガチに凝り固まっている人がおこなうと、むしろぎっくり背中の引き金になってしまうことも考えられます。
夫がぎっくり背中になってから、仕事の間もこまめに席を立ち、腕を上げたり肩をまわしたりするようにしていました…が、
わたしもなってしまいました、ぎっくり背中!
わたしの場合は夫よりも軽度で済んだのですが、、PC作業の途中でぐーーーっと伸びをしたところ、背中がひきつるような痛みが。
夫の症状を目の前で見ていたので、これはぎっくり背中だと確信しました。
長年の長時間のデスクワークで負担をかけてしまっていた背中は、ちょっとやそっとではほぐれないんだろうな、と実感。
運動はほとんどしない&身体がガチガチに凝っていて疲労度が高い人は、まずはゆっくり身体を休ませてあげるほうが大事なのかもしれません。
急な運動や自己流の過度なストレッチで無理な体勢や筋肉に負担をかけるのはお気を付けて。
【まとめ】ぎっくり背中にならない生活を心がける
夫婦共々ぎっくり背中になって思ったのは、日々の行動の積み重ねで急に動けなくなることがあるのだなぁ、ということ。
ぎっくり背中を予防するために、
ポイント
- 日頃から適度に運動する ←リングフィットアドベンチャーはじめました!
- 長時間同じ姿勢でいないようにする ←適度に休憩をはさむ
- 首肩や背中、腰の負担を軽減するために、ワークスペースを整える ←フリーランスにとってはかなり大事だと思う
こんなことに気をつけながら過ごしております。
起きていられないほどの痛みが襲ってくるぎっくり背中ですが、
なるべく引き起こさないような生活に改善していきたいと思います。