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Z会と七田式プリントは併用できる?年長の家庭学習として教材編集者が本気で比較

chirairo編集部

教材編集者歴15年以上・2児のママ。 教材制作の経験と実体験をもとに、家庭学習・教材選び・子どもの育ちについて発信しています。

年長からの家庭学習をどう組み立てるか考える中で、今わが家がかなり有力な候補として考えているのが「七田式プリント+Z会幼児コース」です。

どちらも幼児向け教材ですが、実際に中身を見ていくと、学び方はかなり違います。

七田式プリントは、毎日決まった量を進めながら、類題を繰り返して定着させる教材。

一方のZ会は、紙のワークだけでなく、実体験・添削・表現まで含めて学びを広げていく教材です。

私は普段、教材編集の仕事をしています。

その立場で見ると、この2つは「似た幼児教材を2つ重ねる」というより、役割を分ければ補完関係にしやすい組み合わせに見えます。

ただし、両方を全部やろうとすると、かなり重くなる可能性もあります。

この記事では、2026年度の公式情報を確認しながら、

  • Z会と七田式プリントの違い
  • 反復のさせ方の違い
  • 年長で重複する学習内容
  • 逆に補完しやすい部分
  • 両方やるならどう組み合わせるか
  • わが家が想定している1週間

まで、教材編集者目線で整理します。

注意・補足

わが家では、年長からの家庭学習として「七田式プリント+Z会」を現在検討中です。まだ年長でこの2教材を併用した実績はないため、この記事では「実際にやってみてよかった」というレビューではなく、公式教材情報とこれまでの家庭学習経験をもとにした検討内容としてまとめています。

結論|Z会+七田式プリントは、役割を分ければ相性がよさそう

今のところ、わが家では次のような役割分担を考えています。

教材主な役割として考えていること
七田式プリント毎日の基礎反復・学習習慣
Z会幼児コース思考・体験・表現・入学準備を広げる

ただし、「七田式=基礎だけ、Z会=応用だけ」と単純に分けられるわけではありません。

七田式プリントDにも、読解・作文・文章題・図形・積み木・思考力問題などが含まれています。

Z会にも、ひらがな・数・時計など、小学校入学前に必要な基礎学習があります。

POINT

この2教材のいちばん大きな違いは、「何を学ぶか」より「どう反復し、どう学びを広げるか」にあると考えています。

Z会と七田式プリントの違いを一覧比較

比較項目七田式プリントZ会幼児コース
基本の進め方毎日一定量を順番に進めるワーク+体験+添削
反復類題を繰り返す形式・場面を変えて扱う
紙学習1日3枚・約15分が目安年長ワーク月48回
主な領域ちえ・もじ・かずことば・数・論理・自然・生活・表現など
実体験プリント中心ぺあぜっとあり
添削なしあり
進め方の自由度順番どおりが基本興味のあるページからでも可

こうして見ると、似ている部分はありますが、家庭学習で担う役割はかなり違います。

一番大きな違いは「反復の設計」

教材編集者として、この2つを比較するときに一番注目しているのが反復のさせ方です。

七田式は「似た問題を繰り返して安定させる」

七田式プリントは、公式で「400%学習」と呼ばれる方法を採用しています。

同じような問題を4回扱い、1回でできなくても、カリキュラムを順番に進める中で自然に再登場する設計です。

そのため、間違えるたびに親が復習計画を作るのではなく、基本的には順番どおり進めていきます。

これは、

  • 文字を書く
  • 数を扱う
  • 図形を見る
  • 問題文を読む

といった力を、毎日の習慣の中で安定させていくのに向いた設計です。

Z会は「別の形でも使えるか」を広げていく

Z会年長の「かんがえるちからワーク」は月48回。

規則性・迷路・仲間分けなどの思考問題に加え、国語・算数の入学準備問題も扱います。

さらに、2026年度からは「ピックアップ問題」が導入され、つまずきやすいジャンルを段階的に扱う構成も加わっています。

そしてZ会には、紙ワークだけでなく体験型教材「ぺあぜっと」もあります。

そのため私は、Z会は「同じ形式を何度も解く」より、学んだことを別の問題・別の場面・実体験へ広げていくタイプの教材だと見ています。

教材編集者MEMO

七田式は「できる状態を安定させる反復」、Z会は「違う状況でも使えるかを見る反復」。完全に分けられるわけではありませんが、家庭学習での役割を考えるうえでは、この違いがとても大きいと思います。

七田式プリントは「1日3枚」を積み重ねる

七田式プリント公式では、基本の取り組み方として1日3枚・15分程度が案内されています。

さらに、できるだけ毎日、同じスケジュールの中で取り組むことを推奨しています。

つまり七田式は、

  • 今日は10枚
  • 明日は0枚
  • 週末にまとめて20枚

という使い方より、毎日少しずつ同じリズムで続けることを重視している教材です。

年長期に候補になりやすいプリントCは、公式では4歳6か月~6歳が目安。
プリントDは、公式では5歳6か月~就学前が目安。

スタート時の到達目安に合わせて選びましょう。

注意・補足

年長になったら必ずプリントCかプリントD、という意味ではありません。実際にどのレベルから始めるかは、年齢ではなくその時点の到達度も確認して決める必要があります。

Z会年長は「入学準備+思考+体験」をまとめて扱う

2026年度のZ会年長「かんがえるちからワーク」は月48回です。

年長では、小学校入学を意識した「入学準備問題」も段階的に増えていきます。

8~12月号では入学準備問題が毎月9ページに増え、1~3月号では小学校のテスト形式を意識した問題も扱われます。

さらに、

  • 体験型教材「ぺあぜっと」
  • 月1回の添削課題
  • 入学準備用の副教材

などもあります。

そのため、紙プリントだけでは拾いにくい体験・会話・表現まで家庭学習に入れやすいのが特徴です。

Z会の通信教育<幼児向け>

年長で併用すると、どこが重複する?

ここはかなり重要です。

七田式とZ会は役割が違うとはいえ、まったく重複しないわけではありません。

領域七田式Z会併用時の考え方
文字・ことば多いあり重複しやすい
数・計算多いあり重複しやすい
図形・論理あり多い出題方法が異なる
思考問題あり多い補完しやすい
自然・生活一部あり多いZ会で広げやすい
実体験中心ではないありZ会の役割にしやすい
添削・表現なしありZ会の役割にしやすい

特に、ひらがな・ことば・数は重なりやすいです。

ここを「両方あるから2倍やらせる」と考えると、併用が一気に重くなります。

逆に、補完しやすいのはどこ?

私がこの組み合わせを有力候補にしている理由は、重複する部分よりも役割を分けられる部分があるからです。

七田式で毎日の基礎反復

七田式では、毎日3枚を基本に、文字・数・ちえを一定量進める。

「今日は何をしよう?」と毎日教材を選ぶ必要がなく、家庭学習の固定枠にしやすいです。

Z会で思考・体験・表現を広げる

Z会は、七田式と重ならない問題や、ぺあぜっと、添削などを中心に使う。

こうすると、「プリント教材を2種類全部消化する」より、教材の役割が明確になります。

Z会の問題量と反復の考え方はこちらの記事でも詳しく整理しています。

わが家が年長からこの組み合わせを有力候補にしている理由

わが家ではこれまで、家庭学習の中でプリントや市販ワーク、アプリなどを組み合わせてきました。

年長では、小学校入学が近づくぶん、今まで以上に、

  • 机に向かう習慣
  • 読む・書く・数える基礎
  • 考える力
  • 自分のことばで説明する力
  • 実際に試す経験

をバランスよく入れたいと考えています。

そこで候補になっているのが、

「七田式プリントを毎日の土台にして、Z会で家庭学習の幅を広げる」

という組み方です。

七田式だけでは足りない、Z会だけでは足りない、という意味ではありません。

わが家では「毎日一定量を積み上げたい」という希望と、「紙の反復だけではない学びも入れたい」という希望の両方があるため、この2つが候補に残っています。

わが家の場合

現時点ではまだ年長での併用前なので、「この組み合わせがおすすめ」と結論づけてはいません。実際に始めた場合は、学習量・子どもの反応・親の負担を見ながら、この部分も追記していく予定です。

併用するなら「七田式を固定枠、Z会を選択枠」にしたい

現時点で想定しているのは、次のような役割分担です。

七田式プリント=固定枠

七田式は公式でも、毎日3枚を順番どおり進めることが基本です。

そこで、家庭学習のルーティンとして固定します。

Z会=選択枠

Z会は、興味のあるページから取り組むことができ、公式も「必ずしも全部取り組まなくてもよい」と案内しています。

そのため、七田式と重なる内容を無理に全部やるより、

  • 思考問題
  • 子どもが興味をもった問題
  • 入学準備問題
  • ぺあぜっと
  • 添削課題

などを優先する形を考えています。

教材編集者MEMO

教材を併用するときは、「両方全部やる」より、それぞれ何を担当させるか決めるほうが続きやすくなります。

わが家が想定している1週間

まだ実践前ですが、現時点ではこんな形を想定しています。

曜日七田式Z会
平日基本3枚余裕のある日に1~2回
休日基本3枚ぺあぜっと・未消化ワークなど

ただし、これはあくまで予定です。

年長になって生活リズムや習い事が変われば、七田式だけの日、Z会だけの日があってもいいと思っています。

両方やるなら「全部消化」を目標にしない

この組み合わせで一番避けたいのが、

  • 七田式3枚
  • Z会ワークも毎日
  • ぺあぜっとも全部
  • さらに市販ワーク
  • アプリも毎日

という状態です。

これでは家庭学習の目的より、「今日も全部終わらせなければ」が中心になりかねません。

七田式は毎日一定量を続けることが教材設計の核。

Z会は、すべて消化しなくてもよく、興味に合わせて取り組める教材です。

この違いを利用して、七田式は習慣、Z会は広がりと役割を分けるのが、今のところ一番現実的だと考えています。

Z会だけのほうが向いていそうな家庭

  • 家庭学習教材を1つにまとめたい
  • 毎日のプリント枚数にはこだわらない
  • 自然・生活・体験まで幅広く扱いたい
  • 添削を利用したい
  • 親子の体験学習も取り入れたい

Z会の親の負担が気になる方はこちらも参考にしてください。

「Z会の通信教育」の資料を請求する

七田式プリントだけのほうが向いていそうな家庭

  • 毎日の学習習慣を最優先したい
  • 紙プリント中心で進めたい
  • 決まった枚数を淡々と続けたい
  • 文字・数・ちえを繰り返したい
  • 複数教材を管理したくない

Z会+七田式の併用が向いていそうな家庭

  • 毎日のプリント習慣も作りたい
  • 思考・体験・表現まで広げたい
  • 教材ごとの役割を分けられる
  • 全部消化することにこだわりすぎない
  • 子どもの様子を見ながら量を調整できる

特に最後の2つは大切だと思います。

「せっかく買ったから全部」というタイプの家庭では、2教材併用がかえって負担になる可能性があります。

「簡単そうだから1学年上」ではなく役割を調整する

教材が簡単に感じると、「もっと上の学年にしたほうがいい?」と考えることもあります。

ただ、難易度を上げることと、学習内容を広げることは別です。

Z会では1学年上のコースを受講することもできますが、公式は基本的に実学年での受講を推奨しています。

先取りについてはこちらで詳しく整理しています。

始める前に確認したい5つのこと

  1. 今の七田式プリントを無理なく続けられているか
  2. Z会を加えて何を補いたいのか
  3. 重なる文字・数を全部やる必要があるか
  4. ぺあぜっとの時間を週末につくれそうか
  5. 「教材を終わらせること」が目的になっていないか

特に2つ目が重要です。

「なんとなく良さそうだからZ会も足す」より、

「七田式では取り入れにくい○○をZ会で補いたい」

まで言える状態のほうが、併用の意味は明確になります。

Z会はおためし教材で実際の負荷を確認したい

Z会は無料のおためし教材があります。

併用を考えるなら、問題の難易度だけでなく、

  • 七田式3枚のあとでも取り組めそうか
  • 1問にどれくらい時間がかかるか
  • 親の説明がどれくらい必要か
  • ぺあぜっとを家庭に入れられそうか
  • 本人が「もっとやりたい」と感じるか

まで見て判断したいところです。

Z会のおためし教材・資料請求についてはZ会の通信教育<幼児向け> を確認してみてください。

よくある質問

Z会と七田式プリントは併用できますか?

教材の役割を分ければ併用は可能です。ただし、文字・数など重複する分野もあるため、両方をすべて消化する前提にすると学習量が多くなる可能性があります。

年長なら七田式プリントDから始めればいい?

年齢だけでは決めません。プリントDは5歳6か月~就学前が目安ですが、100までの数や20までの加減など、公式が示すスタート目安も確認して選ぶ必要があります。

七田式とZ会はどちらを毎日やる?

わが家では現時点で、七田式プリントを毎日の固定枠、Z会を余裕のある日や休日に取り組む選択枠として考えています。まだ実践前なので、実際の生活に合わせて調整する予定です。

両方やると多すぎませんか?

全部やろうとすれば多くなる可能性があります。七田式は基本の3枚を軸にし、Z会は重複する部分を無理に全部やらず、思考問題・体験・添削など役割の違う部分を優先する方法を検討しています。

まとめ|「教材を2つやる」のではなく「2つに役割を持たせる」

年長からの家庭学習として、わが家では「七田式プリント+Z会幼児コース」を有力候補として検討しています。

理由は、

  • 七田式で毎日の反復と学習習慣を作る
  • Z会で思考・体験・表現・入学準備を広げる

という役割分担ができそうだからです。

ただし、この2教材はまったく別物ではありません。

文字・数・図形・思考問題など、重なる部分もあります。

そのため大切なのは、

「七田式もZ会も全部やる」ではなく、それぞれに何を担当させるか決めること。

今のところわが家では、

七田式=固定枠
Z会=選択枠

という形が一番現実的ではないかと考えています。

実際に年長で併用を始めた場合は、子どもの反応、学習時間、親の負担、重複した内容などを見ながら、この記事にも追記していく予定です。

まずZ会が家庭に合いそうか確認したい場合は、おためし教材で実際の問題とぺあぜっとを見てから判断するのがおすすめです。

「Z会の通信教育」の資料を請求する

参考文献

  • 七田式公式通販「七田式プリントD」
  • 七田式「幼児専門のプリント学習なら|七田式プリント」
  • Z会「幼児コース年長」2026年度
  • Z会「幼児コース よくあるご質問」
  • Z会「幼児コース」2026年度

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