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プレ幼稚園は行くべき?実際に通って感じたメリット・デメリット

2024-03-24

「プレ幼稚園って、行ったほうがいいの?」

まわりで通い始める家庭が増えると、行かないと入園後に困るのではないか、希望する幼稚園に入りにくくなるのではないかと気になりますよね。

わが家の娘は、幼稚園入園前に週2回・午前中のみの母子分離型プレ幼稚園へ通いました。

少しずつお友だちと関われるようになり、夜型になりがちだった生活リズムが整ったことは、通ってよかったと感じた点です。親子ともに入園前から知り合いができたことにも助けられました。

一方で、行きしぶりのある朝は、余裕をもって準備しても結局バタバタ。送って帰り、家事をしているうちに、もうお迎えの時間……という忙しさもありました。

この記事では、実際に通ってわかったプレ幼稚園のメリット・デメリットと、申し込む前に確認したいポイントをまとめます。

POINT

プレ幼稚園は、すべての子に必須のものではありません。ただし、園の雰囲気を確かめたい家庭や、入園前に少しずつ集団活動を経験させたい家庭には、よい選択肢になります。

プレ幼稚園とは?何歳から通う?

プレ幼稚園とは、幼稚園へ正式に入園する前の子どもを対象に、園が行っている未就園児向けのクラスや活動のことです。

「プレ保育」「未就園児クラス」「親子教室」「プレスクール」など、呼び方は園によって異なります。

一般的には、3年保育で年少入園する前年、つまり年度内に3歳になる2歳児が対象になることが多くなっています。ただし、1歳児から参加できる親子教室や、満2歳になってから参加できるクラスなどもあり、対象年齢は一律ではありません。

文部科学省によると、幼稚園へ正式に入園できるのは満3歳からです。プレ幼稚園は正式な幼稚園入園とは異なる未就園児向けの活動なので、対象年齢、実施期間、料金などは各園へ確認する必要があります。

注意・補足

プレ幼稚園と満3歳児クラスは同じとは限りません。満3歳児クラスは正式な入園として扱われる場合がありますが、プレ幼稚園は未就園児向けの活動として行われるのが一般的です。

親子参加型と母子分離型がある

プレ幼稚園の通い方は、大きく次のように分けられます。

形式特徴向いている家庭
親子参加型保護者も一緒に活動する初めての場所にゆっくり慣れたい
母子分離型子どもだけで保育に参加する入園前に保護者と離れる経験をしたい
段階移行型親子参加から母子分離へ移行する子どもの様子を見ながら進めたい

同じ「プレ幼稚園」でも、親子で月1回参加するクラスと、子どもだけで週2回通うクラスでは、保護者の負担も子どもの経験もかなり違います。

名称だけで判断せず、母子分離の有無や頻度まで確認しましょう。

プレ幼稚園では何をする?

活動内容は園の方針によって異なりますが、よく見られるのは次のような内容です。

  • 自由遊び・園庭遊び
  • 朝のあいさつや出席確認
  • 歌・手遊び・リズム遊び
  • 絵本や紙芝居の読み聞かせ
  • 製作・お絵描き・粘土遊び
  • 体操や簡単な集団遊び
  • おやつ・昼食
  • トイレや手洗いなどの生活体験

プレ幼稚園の目的は、文字や数を早く覚えることだけではありません。先生やほかの子と過ごしながら、家庭とは異なる環境を経験できることが大きな特徴です。

教材編集者MEMO

2歳ごろは、同じ場所で遊んでいても、まだ一人ひとりが自分の遊びを楽しむ姿がよく見られる時期です。「お友だちと上手に遊べない」と焦る必要はありません。同じ空間で過ごし、少しずつ相手を意識することも大切な経験です。

プレ幼稚園に通って感じた5つのメリット

1.少しずつお友だちと関われるようになった

娘が通い始めたころは、すぐにお友だちと一緒に遊べたわけではありません。

それでも、同じ子たちと週2回顔を合わせるうちに、少しずつ相手を意識し、関わる場面が増えていきました。

プレ幼稚園へ通えば急に社交的になる、ということではありません。ただ、同年代の子と同じ空間で遊んだり、先生を介してやりとりしたりする機会を継続的にもてたことは、娘にとってよい経験だったと感じます。

2.生活リズムを整えるきっかけになった

自宅保育中は、予定がないと朝ものんびりしやすく、寝る時間も少しずつ遅くなることがありました。

プレ幼稚園がある日は、決まった時間までに起きて、朝食を食べ、着替えて家を出ます。週2回でも朝の予定が固定されたことで、わが家では生活リズムを見直しやすくなりました。

もちろん、通うだけですべての子の早寝早起きが定着するわけではありません。それでも、家庭の生活時間を整えるきっかけにはなります。

3.入園予定の園を継続的に見られた

園見学では、建物や説明内容は確認できても、日常の雰囲気まではわかりにくいものです。

プレ幼稚園に継続して通うと、先生が泣いている子へどう声をかけるのか、子ども同士のトラブルにどう対応するのか、保護者へどのように説明してくれるのかも見えてきます。

「有名だから」「近いから」だけではなく、わが子と園の相性を考えるための材料が増える点は、大きなメリットです。

4.入園前に知っている場所や人ができた

プレに通った園へそのまま入園する場合、園舎や先生、おもちゃ、遊具などが「一度も見たことのないもの」ではなくなります。

娘には行きしぶりや母子分離を嫌がる時期もありましたが、それでも通ううちに知っている場所や人が増えていきました。

ただし、プレへ通えば入園後に絶対泣かないわけではありません。プレでは平気だった子が入園後に泣くことも、プレで泣いていた子が入園後は落ち着いて通えることもあります。

5.子どもだけでなく、ママにも友だちができた

わが家では、子どもだけでなく私にも入園前から知り合いができました。

幼稚園の持ち物や行事など、ちょっとしたことを聞ける相手がいるのは心強いものです。入園式にも知っている顔があり、私自身の緊張も少しやわらぎました。

わが家の実体験

週2回のプレを通して、娘は少しずつお友だちと関われるようになりました。生活リズムが整い、親子ともに入園前から友だちができたことも、通ってよかったと感じています。

実際に感じたプレ幼稚園のデメリット

1.行きしぶりがある朝は親子ともに大変

娘は、プレ幼稚園へ行きたくないと嫌がったり、登園時に泣いたり、母子分離を嫌がったりすることがありました。

そんな日は、朝早くから準備を始めてもなかなか進みません。着替えを嫌がる、玄関で動かなくなるなど、結局は時間ぎりぎりになってしまうこともありました。

親としても「無理に連れて行っていいのかな」と迷います。プレ幼稚園は入園準備のための場所ですが、通うこと自体が親子の負担になりすぎていないかを見ることも大切です。

行きしぶりへの対応は、以下の記事で詳しく紹介しています。

プレ幼稚園に行きたくない・泣くときは?母子分離を嫌がる子への7つの対応

2.午前中だけでも、親は意外と忙しい

母子分離型なら、その間にゆっくり家事ができそうと思うかもしれません。

しかし、わが家の場合は、送って帰宅し、洗濯や片づけをしていると、すぐにお迎えの時間になりました。

週2回・午前中のみでも、朝の準備と往復の送迎があるため、プレのない日より忙しく感じることも。特に園まで距離がある場合や、下の子を連れて送迎する場合は負担が大きくなります。

3.費用や準備するものが必要になる

プレ幼稚園の費用は、無料の単発イベントから、入会金・月謝・教材費・保険料・制服代などが必要な定期クラスまでさまざまです。

また、上履き、着替え袋、水筒、タオルなどを準備する場合もあります。月謝だけで判断せず、年間で必要になる金額を確認しましょう。

注意・補足

プレ幼稚園などの未就園児向けクラスは、正式な幼稚園入園とは扱いが異なり、幼児教育・保育の無償化の対象外になることがあります。費用の扱いは、園と自治体へ確認してください。

4.プレへの参加が入園条件になる園もある

園によっては、プレ参加者を優先して入園させたり、プレ参加者だけが入園願書を提出できたりする場合があります。

一方で、プレへの参加と入園選考がまったく関係しない園もあります。

希望園が決まっている場合は、「プレへ通わないと入園できないか」「優先枠があるか」「プレへ通ったら入園しなければならないか」を早めに確認しておくと安心です。

プレ幼稚園へ行くべき?行かなくても大丈夫?

結論からいうと、プレ幼稚園はすべての子が必ず通うものではありません

プレへ通わなくても、入園後に園生活へ慣れていく子はたくさんいます。通っていないから集団生活で必ず困る、友だちができないということもありません。

ただし、次のような家庭には、プレ幼稚園がよい選択肢になるでしょう。

  • 入園を考えている園の雰囲気を詳しく知りたい
  • 先生と子どもの相性を確認したい
  • 入園前に少しずつ母子分離を経験したい
  • 家庭以外で同年代の子と過ごす機会がほしい
  • 生活リズムを見直すきっかけがほしい
  • プレ参加者に入園の優先枠がある

反対に、送迎や費用の負担が大きい、子どもの疲れが強い、ほかに安心して遊べる場所があるといった場合は、無理に通わなくても大丈夫です。

プレ幼稚園を判断する目安

「まわりが通っているから」ではなく、子どもとの相性、園を知る必要性、送迎や費用を含めた家庭の負担を合わせて考えましょう。

申し込む前に確認したい8つのポイント

  1. 対象年齢と生年月日の条件
  2. 親子参加か母子分離か
  3. 開催頻度・曜日・保育時間
  4. 月謝・入会金・教材費・保険料
  5. 送迎方法と下の子の同伴可否
  6. 欠席時の振替や返金の有無
  7. プレ参加者への入園優先枠の有無
  8. 途中退会やほかの園との掛け持ちが可能か

特に確認しておきたいのが、送迎を含めた所要時間です。

「午前中だけだから負担は少ない」と思っても、朝の準備、往復の移動、お迎え後の昼食まで含めると、半日以上慌ただしくなることがあります。実際の一日を想像してから申し込むと、通い始めてからの負担を減らせます。

プレ幼稚園についてよくある質問

プレ幼稚園はいつ申し込む?

申し込み時期は園によって異なります。前年の秋から冬に説明会や募集を行う園もあれば、年度が始まってから募集する園もあります。

人気園では早く定員に達することもあるため、子どもが1歳のうちから、候補園の公式サイトや未就園児向け案内を確認しておくと安心です。

プレ幼稚園は掛け持ちできる?

園の規定で禁止されていなければ、複数園のプレへ参加できる場合があります。ただし、曜日や費用、子どもの疲れに注意が必要です。

入園先を比較したい場合は、最初から定期クラスを複数契約するのではなく、園庭開放や単発の親子教室も活用すると負担を抑えられます。

泣いても通わせたほうがいい?

登園時に泣くことだけで、すぐに「まだ早い」「合っていない」と決める必要はありません。保護者と離れると落ち着くのか、活動中もつらそうなのか、帰宅後まで不調が続くのかによって判断は変わります。

先生に園での様子を聞き、家庭での変化も伝えながら考えましょう。負担が強いときは、休ませたり通い方を見直したりしても大丈夫です。

まとめ|プレ幼稚園は「通うこと」より相性を見ることが大切

プレ幼稚園には、同年代の子と関わる機会ができる、園の雰囲気を継続的に確認できる、入園前から知っている人や場所が増えるといったメリットがあります。

わが家でも、娘が少しずつお友だちと関われるようになり、生活リズムが整ったこと、親子ともに友だちができたことは大きな収穫でした。

その一方で、行きしぶりへの対応や朝の準備、送迎、短い保育時間など、実際に通ってみなければわかりにくい負担もあります。

プレ幼稚園は、通えば必ず入園がうまくいくものでも、通わないと困るものでもありません。

「わが子に経験させたいことは何か」「その園をもっと知りたいか」「家族が無理なく続けられるか」を基準に考えてみてくださいね。

参考資料

-園・学校生活
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