1歳・4歳の子どもを連れて鬼怒川旅行へ行ったわが家。往路は、浅草駅から鬼怒川温泉駅まで特急リバティ会津を利用しました。
子連れで約2時間の特急移動となると、
「4歳は1人分の席を取った方がいい?」
「1歳にも席は必要?」
「ベビーカーはどこに置く?」
「途中で飽きない?」
など、予約前に気になることがたくさんありますよね。
わが家は大人2人+4歳10か月+1歳0か月で4席を確保し、乗車後に2席+2席を向かい合わせにして利用しました。
実際には1歳は自分の席にはほとんど座らず、抱っこ紐で昼寝したり、膝の上でおやつを食べたりして過ごしました。
それでも、結論は「4席取ってよかった」です。
1歳はほとんど自分の席に座りませんでしたが、4席あることで家族4人で向かい合わせにでき、荷物にも余裕ができました。4歳が自分の席で落ち着いて過ごせたことや、前の座席を蹴る心配がなかったことも大きなメリットでした。
この記事では、実際に1歳・4歳とリバティ会津に乗った経験から、
子どもの料金、座席の取り方、ベビーカー、トイレ、約2時間の過ごし方まで詳しく紹介します。
リバティ会津に1歳・4歳と乗ってみた

今回利用したのは、浅草駅から鬼怒川温泉駅へ向かうリバティ会津です。
- 大人2人
- 4歳10か月
- 1歳0か月
- 1号車
- 座席は4席確保
- 2席+2席を向かい合わせで利用
- ベビーカー:サイベックス リベル
鬼怒川旅行の往路で利用し、復路はSPACIA Xのボックスシートに乗りました。
同じ1歳・4歳連れでも、一般の指定席であるリバティと、半個室タイプのSPACIA Xのボックスシートでは使い勝手がかなり違いました。
帰りに利用したSPACIA Xについては、幼児料金やベビーカーの置き方まで別記事で詳しくまとめています。
1歳・4歳連れでリバティを4席取った理由
予約するときに迷ったのが、1歳にも座席を取るかどうかでした。
結果的にわが家は、大人2人と子ども2人で4席を確保しました。
2席+2席を向かい合わせにして利用
予約したのは、通常は進行方向を向いている2席×2列。
乗車後は座席を回して、家族4人で向かい合わせになるようにして利用しました。
4歳は自分の席に座り、1歳は大人の膝の上や抱っこ紐で過ごすことが多かったです。
向かい合わせにすると家族で会話もしやすく、おやつを食べるときにも便利。何より、4歳が前の乗客の座席を蹴ってしまわないか気にしなくていいのが助かりました。
1歳は自分の席にはほぼ座らなかった
1歳にも1席分を確保しましたが、実際には自分の座席にはほとんど座りませんでした。
眠くなると抱っこ紐で昼寝し、
起きている時間は大人の膝の上でおやつを食べる
といった過ごし方でした。
「それなら1歳の席はいらなかったのでは?」
とも考えられますが、わが家の場合はそうは感じませんでした。
1歳が座席そのものを使った時間はほぼゼロ。それでも4席あることで、家族で向かい合わせにでき、バッグを一時的に置く場所にも余裕ができました。約2時間の子連れ移動をラクにするための「空間代」と考えると、取ってよかったです。
リバティは1歳・4歳にも料金がかかる?
子連れでリバティを予約するときに、少し分かりにくいのが子どもの料金です。
まず、鉄道の年齢区分と「指定席を使うかどうか」を分けて考えると分かりやすくなります。
1歳・4歳はどちらも「幼児」
東武鉄道では、中学生以上を「大人」、小学生を「小児」、1歳から小学校入学前までを「幼児」、0歳を「乳児」としています。
そのため、今回の1歳と4歳は、どちらも鉄道上の区分では「幼児」です。
幼児は、団体乗車券以外の6歳以上の乗車券を持つ人と一緒に乗車する場合、1人につき幼児2人まで無料という扱いがあります。
ただし、ここで注意したいのが指定席を1席使う場合です。
幼児でも指定席を占有するなら小児の乗車券+特急券が必要
東武鉄道公式では、幼児・乳児であっても、座席指定の席を占有するときは小児の乗車券と特急券を購入するよう案内されています。
つまり、1歳や4歳だから一律無料なのではなく、リバティで子ども用に独立した指定席を確保するなら小児料金が必要です。
「幼児だから指定席も無料」というわけではありません。膝上などで独立した指定席を使わない場合と、子ども用の指定席を1席確保する場合では必要なきっぷが変わります。
わが家は1歳にも指定席を確保
今回は4席を確保したため、1歳と4歳についても、それぞれ指定席を占有する形で利用しました。
1歳は結果的にほとんど座らなかったものの、予約時点では「家族4人で4席を使う」形です。
料金を最優先するなら、1歳を大人の膝上にして3席にする考え方もあります。
一方、わが家では4席にしたことで向かい合わせで過ごせたメリットの方を大きく感じました。

子連れなら最後列は便利?ベビーカーを座席後ろへ
1歳連れで特に気になっていたのが、サイベックス リベルをどこに置くかです。
今回は1号車の最後列を選びました。
リベルは畳んで最後列の後ろに置けた
リベルはあらかじめ畳んだ状態で乗車し、進行方向最後尾の座席と壁の間にあるスペースへ置きました。
わが家が利用したときは、畳んだリベルなら余裕をもって置けました。
東武鉄道の公式FAQでも、リバティには各車両の進行方向一番後ろの座席の背もたれと壁の間に、ベビーカーを畳んだ状態で置ける程度のスペースがあると案内されています。

座席後方はベビーカー専用の予約スペースではありません。自分が最後列を利用していない場合など、ほかの乗客がその座席を利用しているときは声をかけるなどの配慮が公式にも案内されています。
広げたまま置くのは難しそうだった
今回のスペースには畳んだリベルなら余裕がありましたが、復路のSPACIA Xでできたように、ベビーカーを広げたまま置くのは難しそうに感じました。
東武鉄道のFAQでも、特急列車では安全確保やほかの乗客の移動を考慮し、ベビーカーを折り畳むことへの協力を案内しています。
リュックは上の荷物置きへ
大人のリュックは上の荷物置きへ。小さめのボディバッグと4歳のリュックは座席まわりに置きました。
4席取っていたこともあり、子ども2人+ベビーカー+旅行荷物でも、座っている間に窮屈さはあまり感じませんでした。
ベビーカーでの乗り降りはSPACIA Xより少し大変だった
座席に着いてしまえば快適だった一方、ベビーカー連れで少し大変だったのが乗り降りです。
ホームで1歳を抱っこ紐へ→ベビーカーを畳むのが地味に大変
乗車前には、まず1歳を抱っこ紐へ移し、そのあとリベルを畳んで乗車しました。
これが一つひとつは大した作業ではないのですが、旅行の荷物を持ちながら4歳も見ていると地味に忙しいです。
「1歳を抱っこ紐に入れる→ベビーカーを畳む→荷物を確認→4歳と一緒に乗る」と、乗車直前にやることが意外と多め。時間ギリギリではなく、少し余裕を持ってホームへ行っておいてよかったです。
降りるときは家族で役割分担
鬼怒川温泉駅で降りるときは、私が畳んだベビーカーを持ち、夫が抱っこ紐の1歳を抱えながら4歳と手をつなぐ形にしました。
今回の乗車時は一つの乗車口から降りる人が多く、後ろにも人が続いていたため、少し焦りました。
SPACIA Xと比べると、車内の通路もやや狭く感じました。
乗降時の混雑や車内の印象は、列車・時間帯・乗車日によって異なります。ここでは、わが家が利用した便で感じたことを紹介しています。
1歳・4歳は約2時間のリバティでどう過ごした?
子連れで約2時間乗るとなると、もう一つ気になるのが「途中で飽きないか」です。
わが家もかなり心配していて、念のためiPadまで持っていきました。
4歳|車窓・おやつ・折り紙でiPadは結局使わなかった
4歳は乗車中、ほぼずっと自分の座席で過ごしました。
- 窓から景色を眺める
- おやつを食べる
- 折り紙などの静かな遊びをする
- 家族と小さな声で話す
約2時間なので「途中で絶対飽きるだろう」と思い、動画を見せられるようiPadも持参。
ところが、結局iPadは一度も使いませんでした。
電車そのものが旅行の一部だったこともあり、車窓・おやつ・折り紙だけで意外と退屈せずに過ごせました。ただ、子どもの気分はその日次第。わが家にとってiPadは「使わなくても、持っていると安心な最終手段」でした。
1歳|抱っこ紐で昼寝→膝の上でおやつ
1歳は自分の座席にはほぼ座らず、途中は抱っこ紐で昼寝。
起きてからは大人の膝の上で、おやつを食べながら過ごしました。
1歳くらいの場合、「席を取ればそこにずっと座ってくれる」とは限りません。
わが家では座席よりも、抱っこ紐と食べ慣れたおやつの方が活躍しました。
リバティの車内は子連れでも過ごしやすかった
リバティは一般の指定席なので、乗る前は「子どもが少し声を出しただけでも周りが気になるかな」と思っていました。
ただ、今回乗った便では子連れの家族も多く、お友達同士で旅行しているようなグループもいて、車内は比較的にぎやかな雰囲気でした。
そのため、SPACIA Xのときよりも「とにかく静かにしなきゃ」と構えすぎずに済んだのは意外なメリットでした。
もちろん4歳にも大きな声では話さないよう声をかけましたが、家族で小さな声でお話しする程度なら、必要以上に緊張せず過ごせました。
車内の乗客層や静かさは、列車や時間帯によって大きく変わります。「リバティはいつもにぎやか」という意味ではなく、今回の乗車時の印象です。
リバティのトイレは子連れなら早めがおすすめ
4歳は乗車後半にトイレを利用しました。
その時間帯はトイレへ行き来する人が増えていて、すぐには入れませんでした。
男性用トイレは比較的すぐ使えそうでしたが、子どもと利用する場合は「まだ大丈夫」と言っているうちに早めに連れていく方が安心だと思います。
多機能トイレは2号車
東武鉄道公式によると、リバティには車いす対応・オストメイト付の多機能トイレが2号車に設置されています。
今回1歳のおむつ交換はしませんでした。
ただ、乗車後半は多機能トイレもなかなか空かなそうに見えたため、もしおむつ交換が必要になったらタイミングによっては少し待ったかもしれません。
ぐずった子どもをデッキへ連れていく家族もいた
乗車中には、ぐずった子どもを抱っこしてデッキへ移動する家族の姿も見かけました。
乳幼児はずっと座席で静かに過ごすのが難しいこともあるので、必要なときに少し席を離れて気分転換できるのは助かります。
リバティにはWi-Fi・各座席のコンセントもある
東武鉄道公式によると、リバティ車内には無料Wi-Fi環境が整備され、各座席にコンセントも設置されています。
座席には背面テーブルもあります。
今回はiPadを持っていったものの使わなかったため、Wi-Fiを子どもの動画用に使うこともありませんでした。
それでも、子どもが途中で動画を見たくなったときや、スマートフォンの充電が減ったときのことを考えると、長めの移動ではあるとうれしい設備です。
子連れでリバティに乗って感じたメリット
- 4席なら家族で向かい合わせにできる
- 4歳に自分の席を確保して落ち着いて過ごせる
- 向かい合わせなら前席を蹴る心配がない
- 最後列なら畳んだベビーカーを置きやすい
- 座席数に余裕があると荷物が多い子連れでも過ごしやすい
- 各座席にコンセントがあり、無料Wi-Fiも利用できる
特にわが家にとって大きかったのは、家族4人で向かい合わせにできたことです。
1歳は自分の席に座らなかったものの、4歳が自分の場所で落ち着いて過ごし、大人にも少し余裕が生まれました。
子連れでリバティに乗って気になったところ
- 幼児にも指定席を取ると小児の乗車券・特急券が必要
- ベビーカーは畳む前提で考えた方が動きやすい
- 乗車前の抱っこ紐+ベビーカーを畳む作業が少し忙しい
- 降車客が集中するとベビーカー+子ども2人では焦る
- トイレが混む時間帯がある
- SPACIA Xより通路が狭く感じた
どれも「リバティだから子連れには向かない」というほどのデメリットではありません。
ただ、乳幼児連れなら、座席位置・ベビーカー・トイレのタイミングを少し意識しておくだけで、かなりラクになると思います。
SPACIA Xとリバティ、子連れならどっちがよかった?
今回の旅行では、往路がリバティ会津、復路がSPACIA Xでした。
どちらも子連れで問題なく利用できましたが、親の快適さだけでいえば、わが家はSPACIA Xのボックスシートの方が好みでした。
半個室感があり、周囲を気にしにくかったことや、ベビーカーを扱いやすかったことが大きな理由です。
一方、リバティの4席を向かい合わせにする使い方も予想以上に快適でした。
一般的な2席並びの座席なので、大人2人だけで乗る場合などはリバティの座席配置が使いやすいと感じる人もいると思います。
SPACIA Xのボックスシートについて知りたい方は、実際の料金・予約・ベビーカーの様子をこちらでまとめています。
リバティ会津で鬼怒川へ行くならホテルは駅近がラクだった
今回宿泊したのは、鬼怒川温泉駅から歩いて行ける「日光きぬ川ホテル三日月」です。
1歳・4歳、ベビーカー、旅行荷物を抱えて特急を降りたあと、さらに長距離を移動しなくていいのは想像以上にラクでした。
キッズルームやプールを含めた宿泊全体の様子は、こちらで詳しくレビューしています。
ホテルをこれから予約する場合は、宿泊プランや料金もあわせて確認しておくと選びやすいです。

リバティ会津の子連れFAQ
リバティは1歳でも特急券が必要?
1歳は鉄道上の区分では「幼児」です。大人と一緒に乗車し、独立した指定席を使わない場合は一定条件で無料ですが、1歳用として指定席を1席占有する場合は、小児の乗車券と特急券が必要です。
4歳はリバティの料金がかかる?
4歳も区分は「幼児」です。ただし、4歳本人用の指定席を確保して座席を占有する場合は、小児の乗車券と特急券が必要です。
子どもの席を取らず膝の上でも乗れる?
東武鉄道では、団体乗車券以外の6歳以上の乗車券を持つ人と一緒に乗車する幼児は、1人につき2人まで無料と案内されています。独立した指定席を占有しない場合の扱いです。利用条件は変更される可能性もあるため、乗車前に公式案内を確認してください。
リバティにベビーカーは置ける?
東武鉄道公式FAQでは、リバティには荷物置場があるほか、各車両の進行方向最後尾の座席と壁の間に、畳んだベビーカーを置ける程度のスペースがあると案内されています。
子連れなら最後列がおすすめ?
ベビーカーを持って乗るなら、わが家は最後列を選んでよかったです。座席後方に畳んだリベルを置くことができました。ただし、荷物量や利用状況によって使い勝手は変わります。
約2時間なら4歳はタブレットが必要?
わが家は念のためiPadを持参しましたが、結局一度も使いませんでした。4歳は車窓、おやつ、折り紙、家族との会話で約2時間を過ごせました。ただし子どもの性格やその日の機嫌によるため、いざというときの選択肢として持っておくのは安心でした。
まとめ|1歳が座らなくても4席取ってよかった
1歳・4歳とのリバティ会津。実際に乗ってみて、わが家は4席を取って正解だったと感じました。
- 家族4人で2席+2席を向かい合わせにできた
- 4歳が自分の席で落ち着いて過ごせた
- 前の座席を蹴る心配がなかった
- 荷物を置く余裕もできた
- 最後列後方に畳んだリベルを置けた
- 約2時間でも4歳はiPadを使わず過ごせた
1歳は自分の席にはほとんど座らなかったので、「座席そのもの」だけを見れば1席なくても乗れたと思います。
それでも、約2時間を家族4人でゆったり過ごせたことを考えると、わが家では4席分を確保したメリットの方が大きかったです。
ベビーカー連れなら最後列、トイレは早め、4歳にはおやつや静かな遊びを用意。この3つを意識しておくだけでも、子連れのリバティ旅はかなりラクになると思います。
今回の鬼怒川旅行では、往路のリバティ会津だけでなく、復路にSPACIA Xのボックスシートも利用しました。
同じ1歳・4歳+ベビーカーありで両方に乗ってみると、座席の使い方や料金、ベビーカー、親の快適さには意外と違いがありました。「SPACIA Xとリバティ、わが家にはどっちが合う?」という方は、乗り比べた比較記事も参考にしてみてください。
こちらもあわせて参考にしてみてください。
参考文献・参考資料
- 東武鉄道「きっぷ・乗車券のご利用案内」
https://www.tobu.co.jp/railway/ticket/guidance/ - 東武鉄道「リバティについて」
https://www.tobu.co.jp/railway/special_express/vehicle/revaty/ - 東武鉄道公式FAQ「ベビーカーを置くスペースについて」
https://support-web.userlocal.jp/inquiries/34656497cac9a3471e0e?q=%E3%83%99%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%92%E7%BD%AE%E3%81%8F%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6&select_id=62b478f56eda&select_sid=7399365 - 東武鉄道公式FAQ「列車利用時のベビーカーについて」
https://support-web.userlocal.jp/inquiries/34656497cac9a3471e0e?q=%E8%BB%8A%E5%86%85%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%8C%81%E3%81%A1%E8%BE%BC%E3%81%BF&select_id=71c83661cac0&select_sid=7195413 - 東武鉄道「トブチケ!」
https://www.tobu.co.jp/railway/useful/service_tobutike/