子どもたちの初めての言葉は、親にとって忘れられない瞬間です。
初めて言葉を発しても、その後にどんどん大人と同じように話すことができるわけではなく、クーイングの延長のような、意味があるようなないような、「宇宙語」と呼ばれる、かわいらしくも不思議な言葉を発する時期があります。
この記事では、幼児が宇宙語を話し始める時期と、それを言語発達へとつなげる方法についてご紹介します。
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宇宙語とは?
宇宙語とは、幼児が独自に発する、意味の不明瞭な言葉のことを指します。
これは、言語発達の過程で自然に現れる現象で、子どもの創造力や感情表現の豊かさを感じさせます。
宇宙語が話される時期
一般的に、宇宙語は1歳半から2歳頃に多く見られます。
この時期、子どもたちは言葉を模索し始め、自分の感じたことを表現しようとします。
言語発達の基礎となる宇宙語
宇宙語は、言葉の発達において重要なステップです。
子どもは宇宙語を通じて、自分の気持ちを表そうとしていて、自己表現の手段として言葉を模索しています。
そして、音の組み合わせやリズム感を学んでいき、だんだんと意味のある言葉を話すようになります。
宇宙語から意味のある言葉への移行は、子ども一人ひとりの個性や環境によって異なります。
焦らず、その子のペースに合わせてサポートしてあげましょう◎
親ができるサポート
「宇宙語」を言語の発達に上手につなげるために、パパやママなど周りの大人ができるサポートをあげます。
言いたいことを推測する
子どもの言葉をよく聞き、言いたいことを推測してみましょう。
子どもが何を表現したいのかを理解し、受け止めてあげましょう。
言葉を繰り返す
子どもが発した宇宙語を繰り返すことで、言葉への興味を持続させます。
子どもの言葉に興味を持って、対話をするようにしましょう。
真似っこ遊び、リズム遊びの要素もあるので、楽しいですよ♪
正しい言葉の使用を促す
前述の「言葉を繰り返す」も行いつつ、正しい言葉を教えていくことも必要です。
子どもと対話をしながら、子どもの話すことに対して正確な言葉を使って応答することで、言語発達の次の段階へつなげましょう。
身振り手振りを取り入れる
言語の理解には、目で見る情報も役立ちます。
パパやママが身振り手振りを加えながら話すことで、言葉の理解を助けます。
絵本の読み聞かせ・童謡の掛け流しや歌いかけを積極的に行う
絵本の読み聞かせを行うことで、言葉に触れる機会を増やし、語彙を増やします。
また、日頃から童謡などの歌を聞かせたり、パパやママが歌いかけることも、言葉への興味を育み、言語発達を促すと言われています。
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宇宙語を楽しむ心構え
宇宙語を話す子どもの姿は、その成長の一部です。
よくわからない言葉のように思えますが、子どもの自分の感情を伝えたいという気持ちを大切に。
この時期を楽しむことで、子どもの言語発達をより豊かなものにできます。
そして、子どものペースに合わせてサポートし、言語能力の発達を促しましょう◎
【まとめ】宇宙語は言葉の発達の大切な一歩
幼児の宇宙語は、言語発達の貴重な一歩です。
親としては、子どもの言葉を大切に受け止め、言語能力の向上を優しくサポートすることが大切です。
宇宙語の時期は一過性のものですが、この時期に親がどのように関わるかが、子どもの言語発達に大きな影響を与えることを忘れないようにしましょう。
そして、この時期ならではのかわいい子どもとたくさん接して、成長を見守りましょう♪
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