2歳という年齢は、離乳食を終え、はじめて食べ物に興味を持ちはじめる重要な時期です。
しかし、この発達の段階では、新しい食材や食事の習慣に対する抵抗感から、偏食になることも多いようです。
偏食は一時的なものである可能性はありますが、これが長期化すると、子どもの健康や成長に影響を及ぼす可能性があります。
そのため、早期から適切な対策を講じることが重要となります。
そこで、2歳の子どもの偏食対策を5つあげて、くわしく解説します。
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2歳児の偏食への対応5選
バランスのとれた食事の提供
子どもが偏食をしている場合でも、全身の健康と成長を支えるためには、必要な栄養をバランス良く摂取することが必要です。
偏食しがちな食材を避けるのではなく、他の栄養豊富な食材と組み合わせて食卓に並べてみましょう。
特に、野菜が苦手な子どもに対しては、調理方法や切り方などを変えてみるのもいいですが、
ブレンダーを使ってスープやスムージーにして飲ませることで必要なビタミンやミネラルを摂取させるのもいいと思います。
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食事時間を楽しいものにする
食事時間を楽しいものに変えることで、子どもの興味を引きつけ、食べ物に対する抵抗感を減らすことができます。
家族みんなで一緒に食事をすることや、子どもを食事の準備や調理に参加させることで、食事の時間を楽しいものにしましょう。
また、食事の前に子どもと一緒に料理をすることで、子どもが食材に触れる機会を増やすことができ、食べ物に対する理解と興味を深めることができます。
2歳はお手伝いをすることが楽しい時期でもあるので、一緒にキッチンに立つのはかなりおすすめです!
新しい食材を少しずつ試す
子どもの好き嫌いがはっきりしている場合でも、新しい食材に挑戦させてみましょう。
一度に多くの新しい食材を提供するのではなく、少量からはじめて、だんだんと量を増やしていくことで、子どもが新しい食材に慣れ、好みの幅を広げることができるかもしれません。
また、見た目や色、形などに工夫をして、食べ物を楽しく、魅力的に見せることも大切です。
毎食同じメニューを提供しない
子どもは新しいものに興味を持つため、毎食同じメニューを提供することは子どもが食事に飽きてしまう原因となります。
メニューにバリエーションを持たせ、季節の食材を取り入れることで、食事に対する子どもの興味と好奇心を引き出すことができます。
ストレスを与えない
食事は子どもにとって楽しい体験であるべき。
親が無理強いをすることやプレッシャーを与えることは避けましょう。
無理に食べさせることで子どもにストレスを与えると、食事そのものに対する嫌悪感が強まる可能性があります。。
子どものペースに合わせて、ゆっくりと進めることが大切です。
【まとめ】2歳児の偏食への対応
以上5つが、2歳の子どもの偏食対策の基本的なポイントです。
しかし、偏食が長期間続く場合や、栄養不足が心配される場合は、医師や栄養士に相談することもおすすめします。
専門家のアドバイスを受けながら、子どもの食事の改善に取り組んでいきましょう。