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1歳でバイバイできない・しないのは遅い?1歳2か月の実体験と関わり方

chirairo編集部

教材編集者歴15年以上・2児のママ。 教材制作の経験と実体験をもとに、家庭学習・教材選び・子どもの育ちについて発信しています。

「1歳になったのに、まだバイバイしない」

「同じくらいの子は上手に手を振っているのに、うちはバイバイっぽい動きをするだけ……」

そんな様子を見ると、「発達が遅いのかな?」と気になりますよね。

わが家の息子も現在1歳2か月。祖父母と別れるときなどにバイバイを見せていますが、毎回はっきり手を振るわけではなく、最近になってようやく「バイバイっぽい」動きが少しずつ出てきたところです。

私自身、「バイバイができる時期としては遅いのかな?」と気になって調べました。

一方で、息子はパチパチを真似したり、名前を呼ぶとこちらを見たり、目が合ったり、簡単な言葉を理解しているような様子もあります。

調べてみると、バイバイは1歳前後に見られるようになるジェスチャーのひとつですが、「バイバイをする・しない」だけで子どもの発達全体を判断するものではありません。

この記事のポイント

1歳前後はバイバイなどのジェスチャーが見られ始める時期です。ただし、発達を見るときはバイバイだけでなく、目が合う・名前を呼ぶと反応する・大人の動作を真似するなど、日常のやりとりも一緒に見ていきます。

この記事では、1歳のバイバイはいつから見られるのか、しない場合にどんな様子を一緒に見ればよいのか、わが家の1歳2か月の実体験も交えてまとめます。

1歳全体の発達の目安を先に確認したい方は、1歳の子どもの成長と発達の目安もあわせて参考にしてください。

1歳でバイバイできないのは遅い?

結論からいうと、1歳でまだはっきりバイバイをしないからといって、それだけで「発達が遅い」と判断することはできません。

国立障害者リハビリテーションセンターの発達に関する資料では、子どもは1歳前からバイバイや指差しなどのジェスチャーを使うようになると説明されています。

また、柏崎市の子育て支援情報でも、1歳ごろになるとことばや指差しなどが少しずつ見られる一方、発達には個人差があると案内されています。

つまり、1歳前後は「バイバイが見られ始める時期」ではありますが、1歳になったその日から全員が同じようにできるわけではありません。

教材編集者MEMO

発達の目安を見るときは、「○歳なら必ずできる」と線を引くより、前後の時期を含めた成長の流れとして見ることが大切です。同じ1歳でも、1歳0か月と1歳11か月ではできることが大きく違います。

1歳になったばかりでバイバイをしない場合は、「できない」という一場面だけを見るのではなく、普段どんなやりとりが増えてきているのかも一緒に見ていきたいところです。

バイバイはいつから?1歳前後はジェスチャーが増える時期

バイバイは、単に手を動かすだけではありません。

大人が手を振る様子を見て、その動きを真似し、「人と別れるときにする動作」と少しずつ結びついていくコミュニケーションのひとつです。

大人の動きを真似する「模倣」も発達していく

1歳前後になると、大人の動作を見て真似する姿が少しずつ増えていきます。

たとえば、

  • パチパチと拍手する
  • バイバイと手を振る
  • 「はーい」と手を上げる
  • 大人がおもちゃを動かす様子を真似する

なども模倣の一例です。

ただし、すべての動作が同じタイミングで出てくるわけではありません。

パチパチはするけれどバイバイはまだ、ということもあれば、その逆も考えられます。

注意・補足

「生後○か月なら必ずバイバイできる」という明確な締め切りがあるわけではありません。発達の目安は、子どもの様子を見るための参考として使いましょう。

わが家は1歳2か月で「バイバイっぽい」段階

わが家の息子は現在1歳2か月です。

祖父母と別れるときなどに、こちらが「バイバイ」と言いながら手を振っています。

ただ、息子自身は毎回きれいに手を振るわけではありません。

最近になって、こちらがバイバイすると手を動かすような、「今のバイバイかな?」と思える動きが少しずつ出てきました。

わが家の実体験

同じくらいの月齢の子が上手にバイバイしているのを見ると、「うちは遅いのかな?」と気になりました。

一方で、息子はパチパチは真似します。名前を呼ぶとこちらを見たり、目が合ったり、簡単な言葉を理解しているような様子もあります。

バイバイだけを何度も練習させるのではなく、祖父母と別れるときなど、本当に「バイバイ」を使う場面で自然に見せていたところ、少しずつそれらしい動きが出てきました。

「昨日まで全くしなかったのに、ある日突然完成形のバイバイをする」というより、わが家の場合は少し手を動かす→バイバイらしい動きになっていくという途中経過がありました。

1歳ごろは数週間、数か月でもできることがどんどん変わります。

そのため、今できるかどうかだけではなく、「少し前と比べてどんな変化があるかな?」という見方もしています。

バイバイしないときは、ほかのやりとりも一緒に見る

「バイバイしない」という一点だけを見続けていると、不安がどんどん大きくなってしまうことがあります。

国立障害者リハビリテーションセンターでは、1歳6か月ごろの社会性やコミュニケーションを見るポイントとして、バイバイの有無だけではなく、さまざまな行動を挙げています。

目が合う・名前を呼ぶと反応する

大人と目が合うか、名前を呼んだときにこちらを見るかなども、人とのやりとりを見るポイントのひとつです。

わが家の息子も、名前を呼ぶと振り向いたり、こちらを見る様子があります。

大人の動作を真似する

バイバイそのものをしなくても、ほかの動作を真似していることがあります。

息子の場合は、パチパチをすると真似をするようになっています。

興味のあるものを共有しようとする

大人が指した方向を見る、自分が興味を持ったものを親に見せようとするなど、「同じものに一緒に注目する」やりとりも少しずつ育っていきます。

こうした社会性・コミュニケーションの発達は、一つの動作だけではなく、普段の生活の中のさまざまな姿を合わせて見ていきます。

1歳でバイバイしないときに家庭でできること

「できないなら練習させなきゃ」と思うかもしれませんが、わが家ではバイバイだけを特訓するようなことはしていません。

日常生活の中で、意味のある場面と動作を結びつけることを意識しています。

本当に別れる場面でバイバイする

わが家でよく使うのは、祖父母と別れるときです。

「おばあちゃんにバイバイしようね」と声をかけながら、大人も手を振ります。

遊びとして何度も動作だけを繰り返すより、「今はお別れする場面なんだ」と状況とセットで経験できます。

子どもがこちらを見ているときに見せる

大人がバイバイをしていても、子どもが別のものを見ていれば、そもそも動作を見ていないこともあります。

こちらを見ているタイミングで、ゆっくり手を振って見せています。

パチパチなど、できる真似も一緒に楽しむ

バイバイがまだでも、ほかの真似遊びを楽しめることがあります。

わが家ではパチパチをすると真似をするので、「パチパチ上手だね」と一緒に楽しんでいます。

「バイバイをできるようにすること」だけを目標にせず、人とやりとりする楽しさそのものを大切にしたいと考えています。

できなくても何度もやらせない

「ほら、バイバイして」「もう一回やって」と何度も求めると、親子ともに疲れてしまいます。

うまくできなくても、「今日はしなかったね」くらいで終わりにしています。

POINT

バイバイを「できるか確認するテスト」にするより、普段のお別れの場面で大人が自然に見せる。わが家では、このくらいの距離感で続けています。

「バイバイしない=自閉症?」と心配になったら

「1歳 バイバイ しない」と検索すると、「自閉症」という言葉が目に入り、不安になった方もいるかもしれません。

ただし、バイバイをしないという一つの行動だけで、自閉スペクトラム症かどうかを判断することはできません。

1歳6か月ごろの発達を見る際も、アイコンタクトや名前を呼んだときの反応、大人の動作の模倣、指差しや共同注意など、複数の行動を合わせて確認していきます。

インターネット上には、「○○をしないと自閉症」「この動きをしたら発達障害」といった情報もありますが、一つの行動だけをチェックリストのように当てはめないことが大切です。

気になることが続くときは相談してOK

バイバイ以外にもコミュニケーションや発達について複数の気になることがある、以前できていたことをしなくなったなど、心配が続く場合は、小児科や自治体の乳幼児健診・子育て相談などで相談できます。

厚生労働省では1歳6か月児健康診査を、幼児期初期の身体発育や精神発達などを確認し、必要な支援につなげる機会として位置づけています。

「こんなことで聞いていいのかな」と我慢する必要はありません。不安が強いときは、健診の時期を待たずに地域の相談窓口などを利用する方法もあります。

1歳2か月の今、少しずつバイバイらしくなってきた

わが家も、「1歳を過ぎたのに、まだきれいにバイバイしない」と一度気になり始めると、同じ月齢の子の様子が目に入りました。

でも、1歳2か月になった今は、祖父母と別れるときなどにバイバイっぽい動きが少しずつ見られるようになっています。

パチパチは真似する。名前を呼ぶと見る。簡単な言葉も少しずつ理解している。

そうした日常の変化も含めて見ると、「バイバイが完成しているかどうか」だけでは見えなかった成長にも気づけました。

今のわが家の結論

まだ「いつでも上手にバイバイできる」という段階ではありません。でも、1歳2か月で少しずつそれらしい動きが出てきました。今は完成形を急がず、生活の中で自然にバイバイを見せながら変化を見守っています。

1歳は、数週間前にはできなかったことを急に始めることもある時期です。

ほかの子と比べて「まだできない」と考えるだけでなく、その子自身の少し前の姿と比べてみると、小さな成長に気づけるかもしれません。

1歳の言葉の発達についても気になっている方は、1歳のことばの発達についての記事もあわせて読んでみてください。

まとめ|バイバイだけでなく、日々のやりとり全体を見よう

1歳前後は、バイバイや指差しなどのジェスチャーが少しずつ見られるようになる時期です。

ただし、出てくる時期や順番には個人差があります。

わが家の1歳2か月の息子も、まだ毎回はっきりバイバイするわけではありません。祖父母と別れるときなどに繰り返し見せる中で、最近ようやく「バイバイっぽい」動きが増えてきました。

バイバイをするかどうかだけでなく、目が合う、名前を呼ぶと反応する、大人の動きを真似する、何かを伝えようとするなど、普段のやりとりも含めて成長を見ていきたいですね。

そして、ほかにも気になる様子がある場合や、不安がなかなか消えない場合は、一人で判断せず、乳幼児健診や自治体の子育て相談、小児科などで相談してみてください。

参考文献・確認先

  • 国立障害者リハビリテーションセンター 発達障害情報・支援センター「健診での気づき」
  • 国立障害者リハビリテーションセンター 発達障害情報・支援センター「子どもの言葉の発達」
  • 厚生労働省「乳幼児に対する健康診査の実施について」
  • 柏崎市子育て応援サイト「1歳になるのに指差しやバイバイをしないのが気になります」

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