4歳なのに、まだ縄跳びができない。
1回は跳べるけれど、どうして連続で跳べないんだろう?
園や体操で縄跳びをするようになると、周りの子が何回も跳んでいるのを見て、少し気になることがありますよね。
わが家の娘も、年少ごろは縄を前に回して、足元に来た縄を「またぐ」ような感じでした。
4歳後半の今は、前跳びを1回ならできるようになっています。ただ、まだ連続跳びは難しいです。
特に難しそうなのが、縄を回すタイミングとジャンプを合わせること。1回跳べても、次の縄回しとジャンプがうまくつながりません。
家では1回ずつ少し練習する程度で、習い事の体操では縄跳びをよく経験しています。
本人は「できない」とあまり気にしていないので、今のところ連続回数を急いで増やすより、少しずつ変わっている様子を見守っています。
結論|4歳で連続前跳びができなくても、回数だけでは判断できない
年少ごろは「縄を回してまたぐ」感じだった娘も、4歳後半では前跳び1回ならできるようになりました。わが家では、できる・できないの二択ではなく、途中の変化も成長として見ています。
この記事では、4歳で縄跳びができないのは遅いのかを確認しながら、「またぐ」状態から前跳び1回ができるまでのわが家の変化や、今つまずいているところを紹介します。
※子どもの運動発達には個人差があります。この記事はわが家の実体験と公的資料をもとにまとめたもので、発達を診断するものではありません。
4歳で縄跳びできないのは遅い?
まず、4歳で前跳びを連続してできないという一点だけで、「遅い」と判断することはできません。
文部科学省の「幼児期運動指針」では、4〜5歳ごろは、それまでに経験した基本的な動きが定着し始める時期とされています。
全身のバランスを取る力も発達し、縄跳びやボール遊びのように、用具を使いながら体を動かす遊びも経験していく時期です。
一方で、同じ資料には、幼児の発達は必ずしも一様ではなく、一人ひとりの発達の実情を見る必要があることも示されています。
つまり、「4歳なら前跳びを○回できる」という一律の線引きで考えるより、今どんな動きまでできているのか、その子自身が以前からどう変わったのかを見るほうが実態に合っています。
注意|「4歳なら○回」という公的な合格ラインはありません
5歳ごろの運動発達の例として縄跳びが紹介される公的資料はありますが、「4歳でできなければ遅い」「5歳なら連続○回できるべき」という基準ではありません。
わが家は年少ごろ「縄を回してまたぐ」感じだった
年少ごろの娘は、まだ前跳びらしい動きにはなっていませんでした。
縄を後ろから前へ回すと、縄が足元で止まります。
そこでジャンプするというより、止まった縄をまたいで前へ進む感じでした。
当時は「まだ縄跳びはできないな」と見ていましたが、今振り返ると、縄を自分で前へ回し、足元まで持ってくるところまではできていました。
最初から連続前跳びができるわけではなく、ひとつずつ動きがつながっていった印象です。
わが家の実体験|年少は「回す→止める→またぐ」
縄を前へ回すことはできても、縄が足元へ来たタイミングでジャンプするところまではつながっていませんでした。まずはまたいで越えるところから、少しずつ変わってきました。
4歳後半では前跳び1回ならできるようになった
4歳後半の今は、縄を前へ回し、足元へ来た縄をジャンプして1回越えられるようになりました。
年少ごろの「またぐ」状態から比べると、かなり変わっています。
ただ、1回跳んだあと、そのまま2回目、3回目へつなげることはまだ難しいです。
ここで感じたのが、「1回跳べる」と「連続で跳べる」は同じではないということでした。
1回なら、縄を回して、その縄を1回ジャンプすれば終わります。
連続前跳びでは、着地した直後に次の縄を回し、もう一度ちょうどいいタイミングで跳ぶ必要があります。
娘は今、まさにこの「次へつなげる」ところに取り組んでいる段階です。
今いちばん難しいのは「縄とジャンプのタイミング」
娘を見ていて、今いちばん難しそうなのは、縄を回す動きとジャンプのタイミングを合わせることです。
両足ジャンプそのものは以前からできます。
縄を前へ回すこともできます。
でも、この2つを同時にしようとすると、縄が来る前に跳んだり、1回跳んだところで動きが止まったりします。
縄跳びは、単に「高くジャンプできるか」を見る運動ではありません。
縄を操作しながら、自分のジャンプをちょうどいいタイミングに合わせ、その動きを次へつなげます。
だから、走ったりジャンプしたりできていても、縄跳びだけ難しいことは不思議ではありません。
「縄跳びができない」を分けてみると、今の段階がわかりやすい
「縄跳びができない」とひとまとめにすると、全部できていないように感じてしまいます。
でも実際には、次のようにいくつかの動きがつながっています。
- 縄を後ろから前へ回す
- 縄を足元まで持ってくる
- 縄が来るタイミングに合わせてジャンプする
- 両足で着地する
- すぐに次の縄回しへつなげる
- 同じリズムを繰り返す
わが家の場合、年少ごろは「縄を足元まで持ってくる」あたり。4歳後半では「タイミングを合わせて1回跳ぶ」までできるようになりました。
今は、「次の縄回しへつなげる」「同じリズムを繰り返す」が難しい状態です。
こうして分けてみると、「縄跳びができない」ではなく、どこまでできていて、次に何が難しいのかが見えやすくなります。
わが家では1回ずつ少し練習している
家では、縄跳びを毎日たくさん練習しているわけではありません。
やるときは、まず1回。
縄を回して、タイミングを合わせてジャンプするところを少し繰り返しています。
今はまだ連続が難しいので、最初から「5回続けよう」「10回跳ぼう」とはしていません。
1回自分で跳べたら、それだけでも年少のころよりかなり進んでいます。
わが家の実体験|今は「1回できた」でOK
まだ連続前跳びはできません。家では1回ずつ少し取り組み、本人が嫌がらない範囲で続けています。今は回数より、「自分で縄を回して1回跳べた」という変化を見ています。
体操でも縄跳びをよく経験している
家庭での練習は少しですが、習い事の体操では縄跳びをよくやっているようです。
そのため、今できるようになったことを「家でこの練習をしたから」とは考えていません。
家庭、体操、普段の遊びなど、いろいろな場面で体を動かしながら、少しずつ縄の扱いにも慣れてきたのだと思います。
文部科学省の幼児期運動指針でも、幼児期には特定の動きだけを繰り返すのではなく、遊びの中でさまざまな動きを経験することが重視されています。
本人が気にしていないので、焦って連続回数を増やしていない
今の娘は、縄跳びを連続してできないことをあまり気にしていません。
できなくて悔しくて毎日練習したがるわけでもなく、「苦手だから絶対やりたくない」という感じでもありません。
そのため、親の私も「今すぐできるようにしなくちゃ」とは考えていません。
年少ではまたいでいた縄を、今は1回自分で跳び越えられる。
今はその変化を見ながら、連続跳びも少しずつできるようになればいいな、くらいに考えています。
ケンケン・スキップ・縄跳びは、それぞれ違うペースだった
4歳後半の娘を見ていると、同じ「跳ぶ」運動でも、できるようになるタイミングはそれぞれ違いました。
片足ケンケンは、3歳ごろにはほぼできませんでしたが、4歳後半では同じ足で4〜5回ほど続けられるようになっています。
片足ケンケンの3歳→4歳後半の変化はこちらにまとめています。
スキップも、4歳前半はケンケンを続けるようなぎこちない動きでしたが、4歳半ごろには気づけば自然にできるようになりました。
一方、縄跳びは4歳後半の今も前跳び1回まで。
ケンケンやスキップができるようになったからといって、縄跳びまで同じタイミングでできるようになったわけではありません。
縄跳びには縄を自分で操作する動きが加わるため、同じ「跳ぶ遊び」でも別の難しさがあるのだと感じています。
4歳で縄跳びが苦手なとき、わが家でしていること
まずは1回跳べたらOKにする
今は連続前跳びより、縄を1回回して、自分のタイミングで1回跳ぶことを見ています。
年少のころは「またぐ」だったので、まず1回でもジャンプで越えられるようになったこと自体が変化です。
縄を回す→跳ぶをゆっくりやる
急いで何回も回すより、まず縄を前へ回し、足元へ来たら跳ぶ。
今つまずいている「縄とジャンプのタイミング」を本人なりにつかめるよう、ゆっくり1回ずつ取り組んでいます。
縄跳びだけに絞らず、いろいろな運動を楽しむ
体操では縄跳び以外にも、ジャンプ、ケンケン、スキップなどいろいろな動きを経験しています。
家でも「縄跳びができるようになるための練習」だけに絞るのではなく、本人が楽しめる運動を続けています。
注意|これは「必ずできるようになる練習法」ではありません
ここで紹介したのは、今の娘の様子に合わせてわが家でしていることです。子どもによってつまずく場所や取り組みやすい方法は違います。
4歳の縄跳びについてよくある質問
縄跳びは何歳からできる?
「○歳になれば必ず前跳びができる」と一律には決められません。
文部科学省は4〜5歳ごろを、縄跳びなど用具を使った遊びも経験していく時期として示しています。
また、こども家庭庁の5歳児健診に関する研修資料では、5歳ごろの粗大運動の例のひとつとして縄跳びが挙げられています。
ただし、これは「4歳でできなければ遅い」「5歳なら連続○回」という基準ではありません。
4歳で前跳び1回だけでも大丈夫?
今回確認した公的資料では、「4歳なら前跳びを○回できるべき」という一般的な基準は確認できませんでした。
わが家の4歳後半も、今は前跳び1回までです。
年少ごろの「回してまたぐ」状態からは変わっているので、回数だけでなく、その子自身の変化も見るようにしています。
1回は跳べるのに連続できないのはなぜ?
連続前跳びでは、1回目の着地後にもう一度縄を回し、次のジャンプとタイミングを合わせ、その流れを繰り返す必要があります。
そのため、1回を成功させることより必要な動きが増えます。
わが家も、1回はできるけれど次へつなげるところがまだ難しい状態です。
縄跳びは毎日練習したほうがいい?
わが家では毎日は練習していません。
本人が特に困っていないこともあり、家では1回ずつ少し取り組み、体操でも経験しながら様子を見ています。
幼児期は縄跳びだけを繰り返すより、遊びの中で走る・跳ぶ・バランスを取る・用具を扱うなど、多様な動きを経験することも大切です。
ケンケンやスキップができても縄跳びできないことはある?
わが家では、ケンケンやスキップのほうが先にできるようになりました。
縄跳びには、ジャンプだけでなく、自分で縄を回し、その位置とジャンプのタイミングを合わせる動きが加わります。
同じ「跳ぶ」運動でも必要な動きが違うので、ひとつできるから全部同じ時期にできる、というわけではありませんでした。
どんなときは周りに相談したらいい?
縄跳びだけがまだ難しく、本人も困っていないなら、まずは園や家庭での様子を見ながら進めてもよいでしょう。
一方で、縄跳びに限らず日常のさまざまな運動で本人が困っていたり、転びやすさや左右差などを園から指摘されていたりする場合は、普段の様子を知る園の先生や、かかりつけの小児科などに相談してみる方法もあります。
まとめ|「またぐ」から前跳び1回まで、少しずつ成長中
わが家の娘は、年少ごろは縄を回して足元で止め、またいで進むような状態でした。
4歳後半の今は、前跳びを1回ならできるようになっています。
ただ、縄とジャンプのタイミングを合わせ、2回目・3回目へつなげることはまだ難しいです。
家では1回ずつ少し取り組み、体操でも縄跳びを経験しています。
本人はできないことをあまり気にしていないので、今のところ「連続○回」を目標に急いで練習するつもりはありません。
年少のころと比べれば、少しずつできることは増えています。
わが家の結論
4歳後半の今も連続前跳びはまだできません。でも、「縄を回してまたぐ」状態から、1回自分で跳び越えられるところまで変わりました。これからも回数だけにこだわらず、本人が楽しめる範囲で少しずつ経験しながら見守りたいと思っています。
参考にした公的資料
この記事では、文部科学省「幼児期運動指針」、こども家庭庁「5歳児健康診査マニュアル」および5歳児健康診査に関する研修資料を確認しています。
公的資料に示されている年齢や運動例は発達の参考として扱い、「4歳なら縄跳びができなければならない」「前跳びを○回できれば正常」という基準としては使用していません。