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4歳でスキップできないのは遅い?ケンケンのような動きから4歳半でできるまで

chirairo編集部

教材編集者歴15年以上・2児のママ。 教材制作の経験と実体験をもとに、家庭学習・教材選び・子どもの育ちについて発信しています。

「4歳なのに、まだスキップができない」

「走ったりジャンプしたりはできるのに、スキップになると動きがぎこちない……」

年中ごろになると、園や体操でスキップをする機会も増えて、「そろそろできたほうがいいのかな?」と気になることがありますよね。

わが家の娘も、4歳前半ごろまではスキップがうまくできませんでした。

スキップしようとすると、片足でケンケンを連続しているような、どこかぎこちない動きになっていました。

家庭でスキップの練習をしたわけではありません。

私がお手本を見せたことはあり、体操でも少し経験していたようですが、毎日練習するようなことはしませんでした。

それが4歳半ごろ、ふと娘の動きを見たときに、

「あ、普通にスキップできてるじゃん!」

と気づきました。

POINT

わが家では、4歳前半までスキップがケンケンの連続のような動きでした。特別な練習はしませんでしたが、お手本を見たり体操で経験したりするうちに、4歳半ごろ気づけばスキップできるようになっていました。

この記事では、4歳でスキップができないのは遅いのか、スキップとケンケンは何が違うのかを確認しながら、娘が4歳半でできるようになるまでの変化を紹介します。

※運動発達には個人差があります。この記事はわが家の実体験と公的資料・研究をもとにまとめたもので、発達を診断するものではありません。

4歳でスキップできないのは遅い?

結論からいうと、4歳でまだスキップがうまくできないという一点だけで、「遅い」と判断することはできません。

文部科学省の「幼児期運動指針」では、3〜4歳ごろは、日常生活や遊びを通して基本的な動きを少しずつ身につけていく時期とされています。

この時期は、動きに「力み」や「ぎこちなさ」が見られることもあり、運動経験を重ねることで少しずつ滑らかな動きへ変わっていきます。

4〜5歳ごろになると、それまでに経験した基本的な動きが定着し始め、全身のバランスを取る力も発達していくとされています。

一方で、同じ資料には幼児の発達は必ずしも一様ではないことも明記されています。

厚生労働省関連資料では、運動発達の目安の一例として「経験していれば5歳でスキップ」とされています。

また、こども家庭庁の5歳児健診に関する資料でも、さまざまな運動能力が組み合わさった結果として、スキップや縄跳びができるようになると説明されています。

注意

これらは「4歳でできなければ遅い」「5歳なら必ずできなければならない」という合否基準ではありません。発達の目安として参考にしつつ、その子自身の変化を見ることが大切だと考えています。

わが家は4歳前半、スキップがケンケンの連続みたいだった

娘がまだスキップできなかったころ、動きを見ていると少し特徴がありました。

本人はスキップしているつもりでも、実際には同じような片足跳びを連続しているような動きになっていたのです。

足を左右交互に切り替えながら、一定のリズムで前へ進むところがまだうまくつながっていないように見えました。

走ることや両足ジャンプはできていましたし、ケンケンも少しずつできるようになっていました。

でも、スキップとなると急に動きがぎこちなくなる。

「ケンケンができれば、そのままスキップもできる」というわけではないんだな、と感じた時期でした。

片足ケンケンについては、3歳ごろから4歳後半までの変化をこちらで詳しくまとめています。

4歳半ごろ、気づいたらスキップできるようになっていた

わが家では、「今日からスキップの練習をしよう」と取り組んだことはありません。

できない時期に、私が実際にスキップして「こうだよ」とお手本を見せたことはあります。

また、習い事の体操でも少しスキップをする機会があったようです。

でも、それだけ。

何回も足の動きを分解して教えたり、毎日練習させたりしたことはありません。

そして4歳半ごろ。

ある日ふと娘が動いているのを見たら、以前のぎこちない動きではなく、左右の足を自然に切り替えながらスキップしていました。

「あ、できてるじゃん!」

という感じで、本当に気づいたらできるようになっていました。

実体験

スキップができる瞬間を練習で作ったというより、園や体操、普段の遊びの中でいろいろな動きを経験しているうちに、いつの間にか動きがつながったという印象です。

スキップとケンケンは何が違う?

スキップがまだできない娘を見ていると、ケンケンとの違いが気になりました。

どちらも片足跳びを含む動きですが、同じではありません。

ケンケンは同じ足で跳び続ける

ケンケンでは、片足で体を支え、地面を蹴り、同じ足で着地して次の跳躍につなげます。

わが家の娘は4歳後半の現在、同じ足だけなら4〜5回ほど続けられます。

スキップは左右の足を切り替えながらリズムよく進む

スキップでは、片足跳びを含む動作を左右交互につなげながら前へ進みます。

さらに、足を切り替えるタイミングや、連続したリズムも必要です。

幼児期のステップ動作に関する研究でも、スキップは単純な片足跳びだけではなく、ギャロップやツーステップなど、左右の足を切り替えるステップとの関連から検討されています。

そのため、ケンケンが少しできるようになっても、すぐに滑らかなスキップになるとは限りません。

教材編集者MEMO

「ケンケンができるか」だけでなく、「左右を交互に使えるか」「動きを連続してつなげられるか」「一定のリズムで進めるか」まで含めると、スキップの難しさがわかりやすくなります。

できる前のぎこちない動きも成長途中だった

今振り返ると、ケンケンを連続するような娘の動きも、「間違ったスキップ」ではなく、スキップにつながっていく途中の動きだったのかもしれません。

文部科学省の幼児期運動指針でも、3〜4歳ごろには動きにぎこちなさが見られ、経験を重ねることで無駄な動きが減り、年齢とともに滑らかになっていくとされています。

娘も、できない時期には足の切り替えがうまくつながっていませんでした。

それが少しずつ変わり、あるとき自然なスキップになっていました。

「完成した動きができるか」だけを見るより、以前と比べて動きがどう変化しているかを見るほうが、成長に気づきやすいと感じています。

わが家ではスキップの練習をしなかった

娘はスキップができないことを特に気にしていませんでした。

私も、「4歳なのにできないから急いで教えなきゃ」とは考えていませんでした。

お手本を見せたことはありますが、細かく足の順番を教えたり、毎日練習させたりはしていません。

体操で少し経験し、普段の遊びで走ったり跳んだりする中で、自然に体の使い方を覚えていったように思います。

文部科学省も、幼児期の運動は大人が一方的にさせるのではなく、子ども自身が興味を持ち、遊びの中で自発的に体を動かすことを重視しています。

また、幼児期に早急な結果を求めるのではなく、多様な動きを経験することが大切だとしています。

わが家の場合

「スキップをできるようにするための練習」はしませんでした。本人が困っていなかったこともあり、お手本を見せる程度で、園や体操、日常の遊びの中で自然に経験するのを見守りました。

ケンケン・スキップ・縄跳びは同時にできるようになったわけではない

娘の運動を振り返ってみると、すべてが同じ時期にできるようになったわけではありません。

  • 両足ジャンプ:以前からできていた
  • スキップ:4歳半ごろにできるようになった
  • 片足ケンケン:4歳後半で同じ足なら4〜5回ほど
  • 縄跳び:年少ごろから時々経験し、前跳びがなんとなくできるようになった

「ケンケンが完璧になってからスキップ」「スキップが完璧になってから縄跳び」というように、きれいな順番で進んだわけではありませんでした。

それぞれの遊びを経験しながら、少しずつできる動きが増えてきた感じです。

こども家庭庁の5歳児健診に関する資料でも、スキップや縄跳びは複数の運動能力が組み合わさってできるようになる動きとして説明されています。

一つの運動がまだぎこちなくても、それだけで運動全体を判断しないようにしたいと思っています。

4歳でスキップが苦手なときにできる遊び

わが家では特別な練習をしませんでしたが、スキップにつながる動きは普段の遊びの中でも経験できます。

大人のスキップをまねしてみる

わが家でも、お手本として私がスキップを見せたことがあります。

細かく「右足をこうして」と説明するより、「こんな感じ」と実際の動きを見せるだけでも、動きのイメージを持つきっかけになります。

ケンケンやジャンプを遊びとして楽しむ

ケンケン、ケンケンパ、両足ジャンプなど、跳ぶ遊びにもいろいろあります。

スキップだけを繰り返すより、いろいろな跳び方を遊びとして経験するほうが、幼児期の「多様な動きを経験する」という考え方にも合っています。

音やリズムに合わせて動く

手拍子や音楽に合わせて歩いたり跳んだりする遊びもできます。

スキップでは動きを一定のリズムで連続させるため、体操やリズム遊びの中でいろいろなテンポの動きを経験するのも一つです。

注意

これらは「この練習をすれば必ずスキップできる」という方法ではありません。子どもが楽しみながら、さまざまな動きを経験するための遊びとして紹介しています。

4歳のスキップについてよくある質問

スキップは何歳からできる?

「○歳になれば必ずできる」と一律に決めることはできません。

厚生労働省関連資料では、運動発達の目安の一例として「経験していれば5歳でスキップ」とされています。

一方、文部科学省は4〜5歳ごろを、それまでに経験した基本的な動きが定着し始め、全身のバランス能力が発達する時期としています。

わが家の娘は4歳半ごろに自然なスキップができるようになりましたが、これは一例です。

ケンケンできるのにスキップできないのはおかしい?

ケンケンとスキップは同じ動きではありません。

スキップでは、左右の足を切り替えながら片足跳びを連続させ、リズムよく前へ進む必要があります。

そのため、ケンケンができてもスキップがぎこちない時期はあり得ます。

わが家も、スキップができる前はケンケンを続けているような動きでした。

ギャロップとスキップは違う?

ギャロップは、同じ側の足が前になりやすいステップです。

スキップは左右を切り替えながら進むため、より複雑な動きになります。

幼児のステップ動作を扱った研究でも、ギャロップ、ツーステップ、スキップを段階的なステップとして捉え、足の切り替え方の違いを検討しています。

4歳でできないなら練習したほうがいい?

わが家では特別な練習はしませんでした。

本人が気にしておらず、園や体操、遊びの中で体を動かす機会があったので、お手本を見せる程度で様子を見ました。

文部科学省も、幼児期には早急な結果を求めず、子ども自身が楽しみながら多様な動きを経験することを重視しています。

ただし、スキップだけでなく日常のさまざまな動きで本人が困っている、園でも気になる様子を指摘されているなどの場合は、普段の様子を知る園の先生などに相談してみる方法もあります。

まとめ|ケンケンのような動きから4歳半で自然なスキップになった

わが家の娘は、4歳前半ごろまでスキップがうまくできませんでした。

できる前は、スキップというよりケンケンを連続しているようなぎこちない動き。

家庭で特別な練習はせず、私がお手本を見せたり、体操で少し経験したりする程度でした。

それでも4歳半ごろ、気づいたら自然に左右の足を切り替えてスキップできるようになっていました。

幼児期は、経験を重ねながら基本的な動きが少しずつ滑らかになっていく時期です。

わが家では「スキップができるか」だけを見るのではなく、以前より動きがどう変わったかを見ながら、これからも遊びの中で自然に体を動かす経験を重ねていきたいと思っています。

わが家の結論

スキップができる前は、ケンケンを連続するようなぎこちない動きでした。でも特別な練習をしなくても、園や体操、日常の遊びの中で経験するうちに4歳半で自然にできるようになりました。今後も「早くできること」より、本人が楽しみながら体を動かすことを大切にしたいと思っています。

片足ケンケンについて、「4歳で何回できればいい?」と気になる方はこちらも参考にしてください。


参考文献・参考資料

  • 文部科学省「幼児期運動指針」
  • 厚生労働省関連資料「障害児支援に関する調査研究」
  • こども家庭庁「5歳児の発達と5歳児健康診査」
  • 日本体育学会大会予稿集「ホップ系動作における幼児の動作調整能の発達」
  • 日本体育学会大会予稿集「ダンスステップの系統性に着目した幼児のスキップ動作に関する研究」

※参考資料は2026年10月7日時点で確認しています。資料に示された年齢は発達の目安として参照し、「4歳ならスキップできなければならない」という合否基準としては使用していません。

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