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1歳で習い事は必要?まだ早い?始める目安と家庭遊びでできること

chirairo編集部

教材編集者歴15年以上・2児のママ。 教材制作の経験と実体験をもとに、家庭学習・教材選び・子どもの育ちについて発信しています。

「1歳になったし、そろそろ習い事を始めたほうがいい?」

「リトミックやスイミングに通っている子もいるけれど、何もしていなくて大丈夫?」

1歳ごろになると、できることが少しずつ増えてきて、習い事が気になり始めることがありますよね。

結論からいうと、1歳だから習い事を始めなければいけないわけではありません。

わが家では1歳のころ、習い事よりも、積み木・型はめ・シール・お絵描き・絵本・歌や手遊びなど、家で興味を持った遊びをたくさん楽しんでいました。

もちろん、親子スイミングやリトミックなど、親子で楽しめそうな教室に通うのもひとつの選択肢です。

POINT

1歳の習い事は「必要だから始める」ものではありません。今の子どもが楽しめそうか、生活リズムに無理がないか、家庭ではできない経験をしてみたいかを基準に考えると選びやすくなります。

この記事では、1歳で習い事を始める意味やメリット・注意点、今始めるかまだ待つかの判断ポイントを、わが家の実体験も交えてまとめます。

1歳で習い事は必要?無理に始めなくても大丈夫

1歳で習い事をしていなくても、遅れているわけではありません。

ベネッセ教育情報が2024年に、小学生〜高校生の子どもを持つ保護者947人へ行った調査では、最初の習い事を始めた年齢は4歳が22.0%で最多。3歳19.4%、5歳19.3%と続き、3〜5歳で始めた家庭が約6割でした。

0〜2歳で始めた家庭は15.4%です。

MEMO

この調査は現在の1歳児の習い事率ではなく、保護者に「最初の習い事を何歳で始めたか」を聞いた回顧調査です。「1歳で始める家庭は○%」という意味ではありません。

少なくとも、「1歳までに始めなければ遅い」と考える必要はなさそうです。

厚生労働省の「保育所保育指針」では、1歳以上3歳未満は、歩く・走る・跳ぶ、つまむ・めくるなど、基本的な運動機能や手指の機能が少しずつ発達していく時期とされています。

この時期は、生活や遊びの中で自分でやってみようとする気持ちを大切にすることが示されています。

つまり、成長につながる経験は習い事の教室だけにあるわけではありません。

1歳から習い事を始めるのはまだ早い?

1歳から参加できる教室はあるため、「1歳では早すぎる」と一律に決める必要もありません。

ただ、同じ1歳でも、歩き始めたばかりの子もいれば活発に動く子もいます。昼寝の回数や時間、人見知り・場所見知りの強さもさまざまです。

そのため、「1歳になったから」よりも、今の生活や子どもの様子に合っているかを見るほうが大切です。

1歳の習い事は意味ない?成果だけで考えなくてOK

1歳の習い事について調べると、「まだ小さいから意味がないのでは?」と気になることもあります。

1歳では、ピアノが弾けるようになる、泳げるようになる、といった目に見える成果がすぐに出るとは限りません。

でも、習い事を「何かを早くできるようにする場所」と考えなければ、親子で音楽を楽しむ、水に触れる、広い場所で体を動かすなど、家庭とは違う経験をする意味はあります。

一方で、そうした経験は必ず習い事でなければ得られないものでもありません。

POINT

「習い事に意味があるか・ないか」ではなく、親子にとってその時間を楽しめるか、家庭ではしにくい経験ができるかで考えると判断しやすくなります。

1歳で習い事を始めるメリット

家庭ではしにくい経験ができる

プールで水に入る、大きなスペースで音楽に合わせて動く、さまざまな道具に触れるなど、家庭では準備しにくい経験ができるのは習い事のよさです。

親子のお出かけ先が増える

特に自宅保育の場合、定期的に出かける場所ができることをメリットに感じる家庭もあります。

子どものためだけでなく、親にとっても気分転換になるなら、それも習い事を始める理由のひとつです。

先生やほかの親子と過ごす経験になる

家庭とは違う人や場所に触れる機会にもなります。

ただし、1歳で集団に慣れなければいけないわけではありません。人見知り・場所見知りが強い場合は、無理をせず様子を見ます。

一方で、1歳だからこそ負担になりやすいこともある

  • 昼寝や食事の時間と合わない
  • 体調や機嫌によって参加しにくい
  • 毎回親の付き添いが必要
  • 送迎時間が長い
  • 休むと月謝がもったいなく感じる

1歳は、大人の予定どおりに毎週参加できるとは限りません。

そのため、月謝だけでなく、振替制度や欠席時の対応も含めて確認しておくと安心です。

1歳の習い事、今始める?まだ待つ?判断ポイント

「結局うちはどうしたらいい?」と迷ったら、次のように考えてみると整理しやすいです。

今始めてもよさそうまだ待ってもよさそう
子どもが好きな活動がはっきりしている特にやらせたいものが決まっていない
親子で教室へ行くことを楽しめそう親自身が通うことを負担に感じている
昼寝・食事時間に合う教室がある生活リズムと合う時間帯がない
家庭ではしにくい経験をさせたい家庭や公園の遊びで十分楽しめている
無理なく払える費用・距離費用や送迎が負担になりそう

「まだ待つ」に当てはまるからといって、何かが遅れるわけではありません。

数か月後に興味や生活リズムが変わったとき、改めて検討しても大丈夫です。

1歳から始めやすい習い事には何がある?

1歳から参加できる習い事には、たとえば次のようなものがあります。

親子スイミング

水遊びが好きな子なら候補のひとつ。親子で一緒に水に入りながら楽しめる教室があります。

リトミック・音楽教室

歌や音楽に反応したり、体を動かすことが好きだったりする子なら試しやすい習い事です。

英語・英会話

歌や音を楽しむタイプの親子向けレッスンもあります。1歳なら「英語を覚える成果」より、親子で音に触れる時間として考えるくらいでも十分です。

幼児教室・親子教室

親子で歌ったり、手を動かしたり、体を使ったりと、さまざまな活動を取り入れている教室があります。

「1歳に一番おすすめなのはどれ?」とランキングで決める必要はありません。

水遊びが好き、音楽が好き、体を動かすのが好きなど、普段の様子から候補を探すほうが選びやすいです。

習い事をしていなかった1歳のわが家は、家でたくさん遊びました

わが家では1歳の時期、習い事より家庭での遊びを中心にしていました。

実体験

積み木、型はめ、シール、お絵描き、パズル、絵本、歌や手遊びなど、そのとき興味を持った遊びを一緒に楽しんでいました。「知育のためにやらせる」というより、好きなものを繰り返し遊ぶ感覚でした。

1歳は前半と後半でも遊び方が大きく変わります。

見る・触るだけだったものが、入れる、重ねる、貼る、描くといった遊びへ少しずつ広がっていきました。

こうした家庭での遊びをもっと知りたい方は、1歳の知育遊びをまとめた記事で詳しく紹介しています。

1歳の知育は何をする?わが家でやってよかった遊び5つを紹介

遊んでよかったおもちゃはこちらにまとめています。

1歳で買ってよかったおもちゃ15選|長く遊べた知育玩具を本音レビュー

家庭遊びと習い事、どちらがいい?

どちらか一方が優れているわけではありません。

家庭遊びには、子どもの機嫌や興味に合わせていつでも遊べるよさがあります。

習い事には、家庭では用意しにくい環境や活動を経験できるよさがあります。

家庭遊び習い事
時間子どものペースでできる曜日・時間が決まる
内容興味に合わせやすい家庭ではしにくい活動もできる
費用比較的抑えやすい月謝・入会金などがかかる
人との関わり主に家族や身近な人先生・ほかの親子とも関われる

「家庭遊びでは足りないから習い事」ではなく、家庭ではできないことを楽しみたいなら習い事を足す、と考えるくらいでも十分だと思います。

1歳の習い事を始めるなら体験で見る5つ

  1. 子どもがその場で過ごせそうか
  2. 昼寝・食事時間に無理がないか
  3. 親子で参加できる内容か
  4. 欠席・振替がしやすいか
  5. 親も無理なく続けられそうか

1歳なら、体験で泣いたり活動に参加しなかったりすることもあります。

1回で「向いていない」と決める必要はありませんが、毎回強く嫌がるのに無理に続ける必要もありません。

年齢が上がって習い事を嫌がる場合の見極め方は、2歳の記事で詳しくまとめています。

2歳が習い事を嫌がる・参加しないときは?わが家の体験と対応・見極め方

結局、1歳の習い事はどうする?迷ったら3つから選ぼう

ここまで読んでも「結局、始めたほうがいいのかな?」と迷う場合は、3つの選択肢から考えてみると整理しやすいです。

① 今から始める

子どもが好きそうな活動があり、生活リズムにも合い、親も無理なく通えそうなら、1歳から始めても大丈夫です。

② まず体験だけ行ってみる

興味はあるけれど続けられるか分からない場合は、まず体験だけ参加してみる方法もあります。

子どもの反応だけでなく、昼寝・食事との兼ね合いや、親自身が無理なく通えそうかも確認できます。

③ 今は始めず、家庭遊びを楽しむ

特にやりたい習い事がなかったり、生活リズムに合う教室がなかったりするなら、今は始めなくても問題ありません。

積み木、型はめ、シール、お絵描き、絵本、歌や手遊びなど、家庭でも1歳が楽しめる経験はたくさんあります。

POINT

「始める・始めない」の二択ではありません。体験だけしてみる、数か月待つ、家庭遊びを続ける、どれも選択肢です。

1歳の習い事についてよくある質問

1歳で習い事をしていないと遅い?

1歳で習い事をしていなくても、遅いとは言えません。

家庭での遊び、公園、絵本、親子のやりとりなども、この時期の大切な経験です。

1歳の習い事は意味ない?

家庭とは違う活動や環境を親子で楽しむという意味はあります。

ただし、1歳から始めれば必ず特定の能力が伸びる、早く始めるほど有利、と一律に考える必要はありません。

自宅保育なら習い事をしたほうがいい?

自宅保育でも、習い事は必須ではありません。

公園、児童館、図書館などでも外出や人との関わりは作れます。

一方、親子の気分転換や定期的なお出かけ先として通うのはよい選択肢です。

1歳なら習い事は何個がいい?

1歳なら○個という目安はありません。

昼寝・食事・家庭でゆっくり過ごす時間を圧迫しない範囲で考えるのがおすすめです。

1歳の習い事はいつから始めればいい?

年齢だけで決めるより、「子どもが興味を示している」「通いやすい時間帯がある」「親も無理なく続けられる」といった条件がそろったときがひとつの始めどきです。

まとめ|1歳の習い事は「必要か」より「今の親子に合うか」で考えよう

1歳で習い事をしていないからといって、焦る必要はありません。

家庭での遊びや親子のやりとりの中にも、この時期ならではの経験はたくさんあります。

そのうえで、

  • 子どもが好きそう
  • 家庭ではできない経験ができる
  • 生活リズムに合う
  • 親子で楽しめそう
  • 無理なく続けられる

と思える教室があれば、体験してみるのもひとつです。

「1歳だから始める」ではなく、「今のわが子と家庭に合っているから始める」。

そのくらいの考え方で十分だと思います。

習い事をまだ始めない場合に、家でどんな遊びを取り入れるか迷ったら、こちらも参考にしてください。

1歳の知育は何をする?わが家でやってよかった遊び5つを紹介

参考情報

  • 厚生労働省「保育所保育指針」
  • こども家庭庁「保育所保育指針解説」
  • ベネッセ教育情報「習い事、何歳から始めてる?初めての習い事やきっかけは?」

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